石原 靖久写真
技術開発部
Engineering Department
所属:観測技術研究開発グループ
専門:電子工学
経歴/Career
- 1991年
- 山口大学大学院工学研究科電子工学専攻課程修了 三菱重工業(株)入社 下関造船所 船舶・海洋部 配属 船舶の電気計装関連の設計に従事する傍ら、新製品開発を担当
- 2001年
- 認可法人 海洋科学技術センター 出向
- 2006年
- 三菱重工業(株)退社、独立行政法人 海洋研究開発機構移籍
現在の取組内容
主に赤道熱帯域の海洋観測ブイシステムの運用に従事するとともに、ブイシステムに変わる代替の観測手段開発や津波観測ブイの開発などにも従事しています。
自己紹介
JAMSTECには、船舶運用に従事するつもりで出向して参りましたが、なぜか海洋観測ブイシステムの運用部署に配属。以来、ブイシステムの運用に携わりながら、ひたすら機能向上、トラブル対策、そしてコストダウンの日々。その後、新型海洋観測ブイの内製化の話が持ち上がり、これを機に造船所を退職しJAMSTECに移籍しました。
ひとこと
趣味である、鉄道模型とAudioを通じての痛い経験から、
「どんなに高価なものでも、ひとは、その価値が分からなければ平気で壊す」
ことを悟りました。
しかし考えてみれば、これは地球環境問題についても言えそうです。
人為起源の二酸化炭素排出による地球温暖化や海洋酸性化などにより、私たちは、このかけがえのない地球の価値がわからずに壊していっているのかも知れません。海洋観測活動では、こうしたことを修復することはできませんが、そうした意識を常に持ちながら、自称「地球防衛軍」の一員でありたいと思っています。
・・・・まぁ〜そんなことを思いつつ、健康の価値が分からず、深酒を重ねる日々ではありますが。
主要文献
- Ishihara, Y., K. Mizuno (2010), JAMSTEC’S m-TRITON: Surface High-Speed Data Transmision, ARGOS Forum, 69, p10.
- 高橋 成実,石原 靖久,越智 寛,福田 達也,田原 淳一郎,
前田 洋作,杉山 智彦,木戸 元之,太田 雄策,武藤 勝彦,橋本 剛正,小暮 聡,金田 義行
高潮流域下で観測可能な新しい津波・地殻変動観測ブイの開発,2014地球惑星科学連合 - TAKAHASHI NARUMI、ISHIHARA YASUHISA,OCHI HIROSHI,FUKUDA TATSUYA,TAHARA JUNICHIRO,
MAEDA YOSAKU,KIDO MOTOYUKI,MUTOH KATSUHIKO,
KOGURE SATOSHI、
" New buoy observation system for tsunami and crustal deformation"、 Marine Geophysical Research - BABA SHOICHIRO、TAHARA JUNICHIRO,FUKUDA TATSUYA,ISHIHARA YASUHISA、
"A Deep water mooring in the Southern Ocean and its catenary analysis"、 The 10th ONR/MTS Buoy Workshop 2014 - TAHARA JUNICHIRO、BABA SHOICHIRO,FUKUDA TATSUYA,
" A Study of DATA Logging System and the Southern Ocean buoy’s Motion"、 Oceans2013 - Ishihara,Y.,K.Mizuno(2010),JAMSTEC’S m-TRITON:Surface High-Speed Data Transmision,ARGOS Forum,69, p10.