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研究プラットフォーム運用開発部門
Institute for Marine-Earth Exploration and Engineering (MarE3)

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福場 辰洋写真

技術開発部
Engineering Department

所属:観測技術研究開発グループ
専門:海中計測工学

経歴/Career

1976年
広島県生まれ
1999年
広島大学生物生産学部生物生産学科 卒業
2001年
広島大学大学院生物圏科学研究科環境循環系制御学専攻 博士課程(前期)修了 修士(農学)取得
2004年
東京大学大学院 工学系研究科 環境海洋工学専攻 博士課程修了 博士(工学)取得
2003年
日本学術振興会 特別研究員(DC2)
2004年
日本学術振興会 特別研究員(PD)
2005年
東京大学 生産技術研究所 特任助手 特定プロジェクト研究員
2007年
東京大学 生産技術研究所 特任助教 特定プロジェクト研究員
2008年
東京大学 生産技術研究所 特任准教授 東京大学海洋アライアンス
2012年
独立行政法人海洋研究開発機構 海洋工学センター 技術研究員(現職)
2014年
次世代海洋資源調査技術研究開発プロジェクトチーム(兼務)

現在の取組内容

  • 微生物センサ・半導体pHセンサの開発
  • 多点計測光ファイバ化学センサの開発
  • 現場型微生物サンプル捕集装置の開発
  • 生態系長期モニタリングユニット(新規海中観測ステーション)の開発
  • 深海トッププレデターサンプル採取装置の開発
  • ニホンウナギ産卵シーン撮影のための漂流系カメラシステム「ウナカム」開発と展開
  • 熱水鉱床開発のための環境影響評価ミッションへの参画

自己紹介

思えば幼少の頃より機械の分解が好きで、何でも中身を見ないと気が済まない性分でした。広島大学で深海微生物に関する研究をするうちに、海の中で微生物を測る新しい装置を自分で作ってみたいと思いはじめ、東京大学で出会ったマイクロマシン技術を応用した装置開発に取り組んでいます。趣味は旧車いじり(FIAT500, 1972)、バイクに乗ること(YZF-R1)、釣りなど。特技はピザ生地の投げ伸ばし。

海洋関係主要論文

  • H.Kimura,T.Fukuba, T. Naganuma, "Biomass of Thraustochytrid protocists in Coastal Water"
    Marine Ecology Progress Series, 189, pp. 27-33, 1999
  • T.Fukuba,M.Ogawa,T.Fujii,T.Naganuma,
    "Phylogenetic Diversity of Dissimilatory Sulfite Reductase Genes from
    Deep-sea Cold Seep Sediment" Marine Biotechnology Journal,5, pp.458-468,2003
  • T.Fukuba,T.Yamamoto,T.Naganuma,T.Fujii,
    "Microfabricated Flow-Through Device for DNA Amplification Towards In Situ Gene Analysis"
    Chemical Engineering Journal, 101,pp.151-156,2004
  • 福場 辰洋,山本 貴富喜,長沼 毅,藤井 輝夫,「極限環境微生物学のための現場型微生物遺伝子解析装置の開発」
    海の研究,14, pp.361-368,2005
  • T.Fukuba,C.Provin,K.Okamura,T.Fujii,
    "Development of Microfluidic Device for Mn Ion Quantification in Ocean
    Environments" IEEJ Trans.SM,129,pp.69-72,2009
  • Y.Aoki,T.Fukuba,T.Yamamoto,T.Fujii,
    "Design Optimization and Evaluation of a Bioluminescence Detection Part
    on a Microfluidic Device for in situ ATP Quantification" IEEJ Trans.SM,129,pp.73-76,2009
  • T.Fukuba,Y.Aoki,N.Fukuzawa,T.Yamamoto,M.Kyo and T.Fujii,
    "A Microfluidic in situ Analyzer for ATP Quantification in Ocean Environments" Lab Chip,11,pp. 508-3515,2011
  • T.Fukuba,A.Miyaji,T.Okamoto,T.Yamamoto,S.Kaneda and T.Fujii,
    "Integrated in situ Genetic Analyzer for Microbiology in Extreme Environments" RSC Advances 1,pp.1567-1573,2011
  • C.Provin,T.Fukuba,K.Okamura, and T.Fujii,"An Integrated Microfluidic System for Manganese Anomaly Detection based on Chemiluminescence: Description and Practical Use to Discover Hydrothermal Plumes Near the Okinawa Trough"
    IEEE Journal of Ocean Engineering,pp.78-185,DOI:10.1109/JOE.2012.2208849,2012
  • K.Okamura,T.Noguchi,M.Hatta,M.Sunamura,T.Suzue,H.Kimoto,T.Fukuba,T.Fujii,
    "Development of a 128-channel multi-water-sampling system for underwater platforms and its application to chemical and biologicalmonitoring"
    Methods in Oceanography, DOI: 10.1016/j.mio.201402001,pp.75-90,2013

総説・書籍等

  • T.Fukuba,M.Sato,H.E.Elsaied,T.Naganuma,"Overlooked Microbial Agents in Aquaculture: Nanobacteria"
    Microbial Approaches to Aquatic Nutrition within Environmentally Sound Aquaculture Production Systems
    (The World Aquaculture Society),pp.99-107,2002
  • 福場 辰洋,藤井 輝夫,「マイクロファブリケーション技術を応用した遺伝子解析システムの開発とその展望」
    ゲノム医学, 71,pp.577-584,2003
  • 帆秋 利洋,福場 辰洋,藤井 輝夫,布施 博之,「海底表層でのバイオマーカを利用したメタン漏洩検知技術の開発」
    海洋と生物,177, pp. 505-515, 2008
  • 福場 辰洋、藤井 輝夫、「マイクロ流体デバイスの深海微生物探査への応用」
    松永是、竹山春子監修 バイオテクノロジーシリーズ マリンメタゲノムの有効利用(シーエムシー出版) pp. 14-27, 2009
  • 福場 辰洋「現場展開を目指すマイクロ流体デバイス」
    化学とマイクロ・ナノシステム、第9巻・第2号、2010年10月 トピック紹介
  • T.Fukuba and T. Fujii "Microfabricated Flow-Through Device for In Situ Gene Analysis" in Sonia Tiquia-Arashiro(ed.),
    Molecular Biological Technologies for Ocean Sensing, Springer Protocols Handbooks,
    DOI 10.1007/978-1-61779-915-0_3,Springer,pp.59-72,2012
  • T.Fukuba and T.Fujii "Bioluminescence Detection for ATP Quantification Using Microfluidic Device"
    in Sonia Tiquia-Arashiro(ed.),Molecular Biological Technologies for Ocean Sensing, Springer Protocols Handbooks,
    DOI 10.1007/978-1-61779-915-0_3,Springer,pp.203-217,2012
  • 福場 辰洋、藤井 輝夫「マイクロ流体デバイスを用いた海洋計測」光技術コンタクト,596,pp.4-10,2013

新聞・テレビなど

  • 「新たな海底熱水活動の発見 -最新センサ技術の応用で効率的な海底資源探査を実現-」
    2010年9月17日、生研記者会見
  • 「熱水活動域 沖縄沖で発見 新型センサー活用 」、2010年9月17日、日本経済新聞
  • 「沖縄沖海底で熱水活動域を発見 新型センサー探査機で」、2010年9月17日、47News
  • 「熱水鉱床:沖縄の海底で発見 レアメタルも存在か」、2010年9月17日、毎日jp
  • 「沖縄沖にレアメタル? 東大など研究チーム「熱水鉱床」発見」、2010年9月18日、毎日新聞
  • 「沖縄沖で熱水鉱床発見 東大 鉱物資源含む可能性」、2010年9月20日、日刊工業新聞
  • 「海底熱水鉱床の探査向け化学センサー群 東大など開発 現場で分析可能」、 2010年9月21日、化学工業日報
  • 「沖縄沖で熱水鉱床発見 」、2010年9月24日、朝日新聞
  • BSジャパン「世の中進歩堂」:「食や医療に海底資源の探査!小さな装置が大活躍」、2011年1月14日

外部資金

  • 平成19〜20年度 科学研究費補助金 若手研究(B)
    「マイクロ加工技術を応用した現場型金属イオン定量分析装置の開発と実海域展開開」(研究代表者)
  • 平成20〜24年度 新学術領域(研究領域提案型)「海底下の大河:地球規模の海洋地殻中の移流と生物地球化学作用」(領域代表:浦辺徹郎)A02班「海洋に流れ込む大河の生物地球化学的影響(研究代表者:砂村倫成)(研究分担者)
  • 平成22〜24年度 科学研究費補助金 基盤研究(B)「海洋多項目同時計測に向けた多機能センサの開発と運用」(研究代表者)
  • 平成23〜(28)年度 JST/CREST 研究領域「海洋生物多様性および生態系の保全・再生に資する基盤技術の創出」の研究課題「超高速遺伝子解析時代の海洋生態系評価手法の創出」の内、「現場型海洋遺伝子アーカイバの開発」(グループリーダー)
  • 平成26〜(29)年度 科学研究費補助金 若手研究(A)「海洋化学・生物環境の多次元可視化を目指す光ファイバ化学センサシステムの開発と展開」(研究代表者)

受賞等

  • 2010年10月 「海のフロンティアを拓く岡村健二賞」

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