海洋科学技術センター創立30周年記念の一環として、
BEAGLE
(Blue EArth GLobal Expedition) 2003 と名付けられた南半球周航研究航海が、海洋地球研究船「みらい」によって実施されます。この航海名は、チャールズ・ダーウィンが「種の起源」を発表するきっかけとなったビーグル号にちなんでいます。ビーグル号は、ほぼ5年かかって南半球を航海していますが、「みらい」はのべ7ヶ月という短期間に三大洋(南太平洋、南大西洋、インド洋)を横断し、水温、塩分、化学成分などの密な観測を行います。航海期間は2003年8月のオーストラリア
ブリスベーンの出航から、2004年2月オーストラリア フリーマントルへの入港までです。
このホームページでは、「みらい」から送られてくるBEAGLE2003航海における観測の様子などを約10日の間隔で更新・紹介する予定です。さらに、観測や海洋のことについての質問にもこのホームページでお答えします。そしてこのホームページで公開される洋上での観測の様子を通じて、海と地球環境に興味をもってもらえることを願っています。
それでは、このホームページを通して、壮大な航海を体験してください。