BEAGLE2003_JAPANESE

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独立行政法人海洋研究開発機構(2004年4月1日より新たに発足)所有の海洋地球研究船「みらい」は、2003年8月から2004年2月の約半年間、南半球一周航海をおこない、地球環境変動への海洋の役割を解明するための気象の調査および海洋観測データの収集を行っています。このような南半球を一周し、継続的な観測調査をするのはセンターとしても初めてのことであり、また世界でも初めての試みであります。

「みらい」は昨年の8月3日にオーストラリア東海岸のブリスベンを出港し、ほぼ南緯30度に沿って東に向かい、途中パペ−テ(タヒチ)、バルパライソ(チリ)、サントス(ブラジル)、ケープタウン(南アフリカ)、タマタブ(マダガスカル)、ポートルイス(モーリシャス)、フリーマントル(オーストラリア)に寄港し、そして南極近くのケルゲレン諸島沖での最後の観測を行い、2月19日にフリーマントルに着き、「BEAGLE 2003」の半年にわたる観測航海を終えました。3月23日には横浜に戻り、今回の活動を締めくくる観測航海達成祝賀式を行いました。

大規模海洋観測BEAGLE 2003を終えて
海洋科学技術センター理事 千々谷 真人

BEAGLE 2003航海達成記念小冊子
「南半球の周航観測を終えて」

観測航海達成祝賀式(3月23日 横浜大さん橋)

2004年3月30日更新


2003年7月31日開設


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