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Japan Geoscience Union

JpGUフェロー

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Joseph Kirschvink (Joseph Kirschvink)先生

・受賞理由/Commendation

磁性細菌化石の発見,スノーボールアース仮説の提唱と証明,火星生命起源説の提唱など,生命科学と地球科学にまたがる顕著な功績により

for outstanding contributions in the fields of life science and earth science including: the discovery of bacterial magnetofossils; proposing and providing evidence for the snowball earth hypothesis; and for proposing hypotheses concerning the origin of life on Mars.

・経歴

1953年7月14日生まれ(アメリカ国籍)
1975年-1976年Thomas J. Watson Foundation Fellow
1975年-1976年Harry H. Hess Fellow, Princeton University
1975年-1978年NSF Graduate Fellow, Princeton University
1980年Visiting Research Fellow, Princeton University
1980年-1981年Research Associate, Princeton University
1981年-1987年Assistant Professor of Geobiology, Caltech
1984年-1989年NSF Presidential Young Investigator, Caltech
1987年-1992年Associate Professor of Geobiology, Caltech
1992年―
2004年Professor of Geobiology, Caltech
2004年から現在Nico & Marilyn Van WingenProfessor of Geobiology, Caltech
2013年から現在東京工業大学地球生命研究所主任研究員兼務

・主要論文

  1. Kirschvink, J.L. & Kopp, R.E. (2008) Paleoproterozoic icehouse and the evolution of oxygen mediating enzymes: the case for a late origin of photosyntheisis-II. Phil. Trans. Royal Soc. Lond., Ser. B. 363, 2755-2765, doi:10.1098/rstb.2008.0024.
  2. Ward, P.D., Garrison G., Botha J., Buick R., Erwin D.H., Kirschvink J.L., De Kock M.O., and R.Smith (2005) Abrupt and Gradual Extinction among Land Vertebrates in the Karoo Basin, South Africa. Science, v. 307, 709-714.
  3. Weiss B.P., Kirschvink J.L., Baudenbacher F.J., Vali H., Peters N.T., Macdonald F.A., and J.P.Wikswo. (2000) A Low Temperature Transfer of ALH84001 from Mars to Earth. Science, 290, 791-795.
  4. Weiss B.P., Kirschvink J.L., Baudenbacher F.J., Vali H., Peters N.T., Macdonald F.A., and J.P.Wikswo. (2000) A Low Temperature Transfer of ALH84001 from Mars to Earth. Science, 290, 791-795.
  5. Kirschvink, J.L., Kobayashi-Kirschvink, A., and Woodford, B.J. (1992) Magnetite biominrelization in the human brain. PNAS, 89(16): 7683-7687.

・主な業績 Major achievements (in Japanese)

カーシュビンク氏は、プリンストン大学で博士学位を修得した後に、カルフォルニア工科大学に就職し、現在に至っている。同氏は、スノーボールアース仮説の提唱に代表されるように、常に斬新なアイディアで、それを実証しながら地球惑星科学界をリードしてこられた。その他にも(1)磁性細菌化石の発見と地球古地磁気学への貢献、(2)現世生物活動と磁鉄鉱:マグネトゾームの発見と医学への応用、(3)火星生命起源説(MartiannPasnpermia)、(4)バイオミネラライゼーションに対する統一理論などの分野で世界的にインパクトのある研究業績を挙げてこられている。アメリカのAGUでは既にフェローの経験を有する。その他、国際機関からの受賞やフェロー経験を数多く有する。Nature, Science, PNASを含めて160件(著書プロシーディング含める)を超える論文を公表してきておられる。

推薦者/Nominator

掛川武

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