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Japan Geoscience Union

JpGU30周年記念感謝状贈呈 浜野洋三先生

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浜野 洋三 (Yozo Hamano)先生

・感謝状贈呈理由

日本地球惑星科学関連学会合同大会存続の危機を運営機構設立によって救うとともに,学協会をまとめ上げて日本地球惑星科学連合設立を主導するなど,8年間にわたって代表者を務められ,その後も大会運営委員長として尽力されるなど,日本地球惑星科学連合の設立と発展における最大の立役者として絶大な貢献をされた.

・経歴

1972年東京大学大学院理学系研究科修了、理学博士。1972年10月から、東京大学理学部、地震研究所で勤務し、 1990年8月から2007年3月までは東京大学大学院理学系研究科教授。地球中心部の活動を調べるため、 数秒から数億年の広範囲な時間スケールでの地球磁場変動を、観測と室内実験、さらに数値シミュレーションによって研究してきた. 2007年4月以降は海洋研究開発機構で、海底観測ステーション、無人で自律的に海上を運航する海洋プラットフォーム等を利用して、海底地球物理観測や、津波や火山活動を監視する為の観測を行っている.現在は神戸大学海洋底探査センターの客員教授として離島火山の監視システムの開発に従事.

・コメント

1990年に始まった合同大会が、何度もあった途絶の危機を乗り越えて、途切れることなく30年を超えて続けてこられたことは、非常に多くの皆様の努力の結果です.当初10年間での私自身の役割は、地震研で数人の仲間と考えた「偶々、複数の学会が、同じ時期、同じ場所で 大会を開催する」というアイデアを実現すべく,当時のSGEPSSの行武会長と相談しながら、関係学会の合意を得る為の手続きを進めたこと,1998年大会に向けて、河野さんに大会委員長をお願いすることで、学会主催から参加者主体の大会につなげる道筋をつけられたことぐらいですが,この経験があったからこそ、2001年以降、大学LOCに代わって、合同大会運営機構による毎年の大会開催を担うことが出来ました.この提案にも、実は阿部豊さんという指南役の存在がありました.連絡会等の関係者への交渉、大会開催の実務プランの策定など、すべて阿部さんと一緒に進めてきました。30周年にあたっては、ここにおられる皆様に加えて、阿部豊さんとも一緒にお祝いをさせていただきたいと思います.

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