立川市・統計数理研究所 協働シンポジウム開催
ISM2016-04
2016年5月吉日
2016年5月17日、立川市(立川市役所所在地:東京都立川市泉町、市長:清水庄平)と、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所(統数研所在地:東京都立川市緑町、所長:樋口知之)は連携・協力に関する連絡協議会を開催しました。
この連絡協議会は昨年度締結した立川市と統数研との連携・協力に関する協定書の規定に基づき、連携・協力事項の円滑な推進を図ることを目的としています。第1回連絡協議会では以下の協働シンポジウムの開催が決定しました。
立川市・統計数理研究所 協働シンポジウム
「1万人調査が描き出す立川市の魅力-結果速報」
日 時:6月16日(木)13:00〜15:00
会 場:統計数理研究所(立川市緑町10-3)2階大会議室
対 象:一般の方 ※(注記)申込み不要、参加費無料
講演者:統計数理研究所教授 土屋隆裕
統計数理研究所助教 朴堯星
立川市総合政策部企画政策課長 小宮山克仁
講演内容
・東京都の若年層が住みたい多摩地域の市として第1位は三鷹市。立川市は調布市・武蔵野市とともに第2位グループ。
・立川市は、若者にとっては商業施設が充実した「にぎわい」のまち、高齢者にとっては自然や緑が充実した「やすらぎ」のまち。
・安心・安全なまちづくりは、全ての世代が重視する政策課題。立川をより魅力ある市とするには、ハード面の整備に加え、地域の人・伝統・文化も大切にする市へ。
翌日6月17日(金)には統計数理研究所オープンハウス『統計数理が拓くフロンティア-医療と健康の技術革新』を開催いたします。
統計数理研究所の研究活動を広く一般の方々に知っていただくために、講演会、ポスター展示、研究施設見学ツアー、大学院説明会などを行います。詳細はホームページをご覧ください。http://www.ism.ac.jp/openhouse/2016/
報道対応
立川市:総合政策部企画政策課長 小宮山克仁 E-mail: kikakuseisaku@city.tachikawa.lg.jp TEL: 042-523-2111
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所:運営企画本部 URAステーション 北村浩三E-mail: ask-ura@ism.ac.jp TEL: 050-5533-8580
概要
立川市:立川市は、国から首都圏の「業務核都市」に位置づけられ、商業や業務などの集積が図られるとともに、文化、研究、防災などの広域的な都市機能が整備され、拠点形成が進められています。立川基地跡地を利用した「ファーレ立川」は商業・業務中心の近代的ビルが立ち並び、世界各国からの109ものアート作品が街と一体になって新しい都市空間を創出しています。また、JR立川駅の周辺には歩行者専用のデッキが整備され、有名デパートや大型スーパーなどが数多くあり、多摩地域の商業の中心となっています。この他、基地跡地には「国営昭和記念公園」などがあり、国や都の各機関、医療機関、報道機関も多く集まっています。(https://www.city.tachikawa.lg.jp )
統計数理研究所:統数研は1944年に文部省直轄の研究所として設置され、統計数理研究の中心的な研究機関として、その発展のための先駆的役割を果たしてきました。1985年に大学共同利用機関として改組され、2004年からは大学共同利用機関法人情報・システム研究機構の一員となり、共同利用を推進する立場として、研究所内外の研究者の交流の場を提供しながら、統計科学の理論と応用における多面的な発展に寄与しています。これまで極めて広い分野の研究者に開かれた研究所として、国内はもとより国際的にも多種多様な共同研究活動を飛躍的に発展させ、世界をリードする成果をあげてきました。また、総合研究大学院大学の基盤機関として、若手研究者の育成に取り組みながら、一般社会人等を対象とする統計科学の知識や技術の普及活動や国際的な研究協力・交流促進の機能を果たすよう努めています。(http://www.ism.ac.jp )
清水市長(右)と樋口所長(左)