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新型コロナウイルス (COVID-19)パンデミックは、2019年末に中国から始まり、瞬く間に全世界に拡大し、未だ終息が見えていない。
現代に生きる人類は、これほどのグローバルな課題共有を経験していない。言い換えれば、人類共通の課題へ対峙して、パラダイムシフトを模索しているのである。
これは、新たな「探究」と「論考」に基づく社会の変革への挑戦でもある。
既に、オンライン化が進む社会活動に見られるようにデジタル・トランスフォーメーションが加速し始めている。
このような社会変革は産業や産業構造に大きな影響を与える。
今こそ、アカデミアの知識ストックと論考能力を最大限活用して、産業のパラダイムシフトを推進していくことが重要となっている。
東京大学国際オープンイノベーション機構は、産学連携の変革を推進しながら、産業変化に柔軟にそして効率的に対応していく産学共同研究を推進しています。
今次の危機は人新世(アントロポセン)の機会を与えているとの解釈も成り立つ状況を提供しています。
知識の階層やネットワークの再編成を新しい産業の創出につなげて、危機からの脱出を図ると同時に、新たな産業と産業構造の創出を産業界と協創していきます。
企業と大学の組織レベルの連携を通じて、大学の知識や技術から新たな社会価値を創出し、
経済成長に資するイノベーションに効率的につながるオープンイノベーションプラットフォームを構築して、
持続的な成長を目指す組織です。
© The University of Tokyo