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2021年3月22日(月)ZOOMを使用して、班研究「往来型フィールドワークがつくる社会生活(主任:青山和佳教授)」による東文研セミナーが開催された。”Cultivating a Place Together: Learning within and from the Region” (1 st Group Meeting)と題された会において、青山の母校にあたるフィリピン、ミンダナオ島ダバオ市に位置するAteneo de Davao Universityの卒業生Christian Pasion氏(経済学)、Karlo Antonio David氏(人類学)、Kristine Cordenillo氏(人類学)が参加し、共同プロジェクトの進め方について活発な議論がおこなわれた。その結果、第一段階の6ヶ月として4月より毎月1回、1)地域に関する専門書の朗読(ハワイ大学Patricio Abinales教授ガイダンスによる)、2)地域日記(個人による動画作成)、3)場所にかんする物語り(共同ナラティヴ)という3つのタスクを共に行う90分のセッションを実施することが決定した。
なお、今回の研究会開催にあたり、秋田公立美術大学の岸健太教授(アート、都市研究)、Ateneo de Davao UniversityのNelly Limbadan博士(臨床心理学)にコンサルテーションを受けた、ここに記して感謝する。
※(注記)本研究会は東京大学東洋文化研究所班研究S-5「往来するフィールドワークがつくる社会生活」(主任:青山)の研究、および東京大学ヒューマニティーズセンター公募Aプロジェクト「場所を共に耕す」(採択決定済み、2021年10月正式スタート)の研究成果の一部である。
担当:青山