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東京大学

ゾウギンザメからミネラルコルチコイド受容体の単離に成功 〜発現解析によって生殖器官での発現量が多いことを発見〜

2019年6月5日

北海道大学
東京大学大気海洋研究所

ミネラルコルチコイドは、陸上脊椎動物において、腎臓でのナトリウムの再吸収促進などを促すことにより動物の体液調節に深く関わっています。しかし魚類では、ミネラルコルチコイド受容体が存在することはわかっていましたが、そのリガンドや役割など、不明な点が多く残されていました。

北海道大学大学院理学研究院の勝義直教授、東京大学大気海洋研究所の兵藤晋教授・高木亙助教、セントクラウド州立大学(米国)のSatomi Kohno博士、シンガポール科学技術研究所(シンガポール)のByrappa Venkatesh博士、カリフォルニア大学サンディエゴ校(米国)のMichael E. Baker博士らの国際共同研究グループは、軟骨魚類のゾウギンザメのミネラルコルチコイド受容体を解析し、生殖器官で発現が高く、黄体ホルモンのプロゲステロンに応答することをなど発見し、生殖器官での新たな機能を示唆する結果を得ました。

本研究成果は,ミネラルコルチコイド受容体の分子・機能の進化を理解する上で非常に重要な知見を提供します。

詳しくはこちらをご覧下さい。
北海道大学プレスリリース(2019年6月5日)このリンクは別ウィンドウで開きます

プレスリリース

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