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2016年12月26日
秋元 肇 JAMSTECフェローが、米国地球物理学連合(American Geophysical Union; AGUと略す)の2016年フェローに選出されました。
これは「地域・全球スケールでの大気化学・輸送とそれらが大気質・気候に与える影響に関する基礎理解の増進」への功績が評価されたものです。
AGUは約140カ国に約6万の会員を持つ、世界最大の地球物理学の学会で、毎年、全会員の0.1%を上限として、地球惑星科学への貢献のあった会員をフェローとして選出しています。
授与式はAGU Fall Meeting 会期中の2016年12月14日にサンフランシスコにおいて行われました。
2016年11月25日
鈴木 優美 研究生(深海・地殻内生物圏研究分野)が2016年10月13日(木)〜14日(金)に日本大学工学部で開催された日本海水学会主催の「第3回海水・生活・化学連携シンポジウム」で優秀ポスター賞を受賞いたしました。
2016年11月17日
木村 純一 分野長代理と仙田 量子 技術研究員(地球内部物質循環研究分野)らの執筆した論文が日本地質学会小藤文次郎賞を受賞しました。小藤文次郎賞は、会員が発表した重要な発見または独創的な発想を含む論文に対して贈られます。
今回は千葉県房総半島における、ブルン-松山地磁気逆転を記録した地層の精密なU-Pb年代決定(77万年前)に関する成果が認められました。この地層境界は、前期-中期更新世境界の国際標識地の有力候補として議論と審査が進められています。
受賞論文タイトル:
Age of Matuyama-Brunhes boundary constrained by U-Pb zircon dating of a widespread tephra.
(Geology, 43, 491-494)
著者:
菅沼悠介(国立極地研究所)・岡田誠(茨城大学理学部)・堀江憲路(国立極地研究所)・海田博司(国立極地研究所)・竹原真美(九州大学大学院理学府)・仙田量子(海洋研究開発機構)・木村純一(海洋研究開発機構)・川村賢二(国立極地研究所)・羽田裕貴(茨城大学大学院理工学研究科)・風岡修(千葉県環境研究センター)・ヘッド マーティン(ブロック大学・カナダ)
2016年11月11日
米山 邦夫 分野長(大気海洋相互作用研究分野)、Prabir K. Patra 主任研究員(地球表層物質循環研究分野)が、2016年度日本気象学会堀内賞を受賞いたしました。
この賞は、主に気象学の境界領域・隣接分野あるいは未開拓分野における調査・研究・著述等により、気象学あるいは気象技術の発展・向上に大きな影響を与えている者に贈られるものです。
受賞式は、日本気象学会秋季大会会期中の10月27日に名古屋大学東山キャンパスにて行われました。
2016年10月20日
千葉 洋子 ポストドクトラル研究員(深海・地殻内生物圏研究分野)が一般財団法人バイオインダストリー協会の2016年度発酵と代謝研究奨励賞を受賞いたしました。
この賞はバイオサイエンスおよびバイオテクノロジーに関連する自然科学分野で基礎ならびに応用研究において大きな貢献が期待される若手研究者に贈られる賞です。
2016年10月19日
産学官金連携プロジェクト「江戸っ子1号」が、グッドデザイン賞(ビジネスモデル)を受賞しました。授賞式は2016年10月28日(金)に行われる予定です。
本プロジェクトは、中小企業、大学・研究機関、金融機関の連携から成ります。大学・研究機関が開発設計と試験を実施し、中小企業が製造、地域の金融機関が融資するシステム形成が評価され、事業に活用した事による受賞です。
約7年に渡る開発の成果は、2013年8月の江の島沖700m海域から始まり、今日まで日本海溝(8000m)・小笠原沖(1300m)での深海撮影に成功し、今後は、オホーツク海や沖縄熱水鉱床での環境調査も計画されています。
なお、「江戸っ子1号」の浮上切離し装置には、当機構で発明された特許が使われました。
(溶断装置:特許第5812486号)
2016年09月27日
西川 憲明 特任技術研究員(地球情報基盤センター 情報システム部 HPC応用グループ)が、2016年9月15日〜16日に岐阜県羽島市で開催された合同エージェントワークショップ&シンポジウム2016 (JAWS2016)において、IEEE Computer Society Japan Chapter JAWS Young Researcher Awardを受賞いたしました。
2016年09月21日
柏原 輝彦 研究員(海底資源研究開発センター)が2016年度日本地球化学会奨励賞を受賞しました。
この賞は、地球化学の進歩に寄与するすぐれた研究をなし、将来の発展を期待される若手の研究者に対して与えられるものです。
受賞に際し、2016年度日本地球化学会年会会期中の2016年9月15日(木)に表彰式と受賞講演が行われました。
2016年09月20日
チーム「海底熱水鉱床養殖」 (構成員:野崎 達生 グループリーダー代理・正木 裕香 研究技術専任スタッフ・渡邊 正之 調査役 (海底資源研究開発センター)・高井 研 研究担当理事補佐 ・猿橋 具和 グループリーダー・許 正憲 部長・櫻井 紀旭 技術副主任・横山 貴大 技術副主任・秋山 敬太 技術主事 (地球深部探査センター) が、Tech Planter 2016ディープテックグランプリ部門において、220のエントリーチームの中から最優秀賞およびヤンマー賞を受賞しました。表彰式は、Tech Planter 2016ディープテックグランプリ部門開催中の9月10日に日本ユニシス株式会社にて行われました。両賞ともに、パッション、ビジョン、テクノロジーを併せ持った優れたビジネスプランに対して贈られます。今回の受賞は、沖縄トラフで進めている黒鉱の成因に関する研究開発の成果が認められました。
受賞対象チーム:
「海底熱水鉱床養殖」
受賞対象テーマ:
「海底熱水サイトから有用金属を抽出・回収・養殖する」
2016年08月16日
鈴木 勝彦 センター長代理(海底資源研究開発センター)が、独立行政法人日本学術振興会「平成27年度特別研究員等審査会専門委員」において表彰されました。
本表彰は、日本学術振興会が実施している特別研究員事業の審査を行う専門員のためのものです。審査は第1〜第3段階と行われますが、全て の審査の基盤となる書面審査において、有意義な審査意見を付した専門委員が表彰されます。平成27年度には、約700名の中から130名が選ばれました。
2016年07月22日
廣川 雄一 特任技術研究員、西川 憲明 特任技術研究員、浅野 俊幸 上席技術研究員(地球情報基盤センター)等が、平成28年7月19日(火)-20日(水)に工学院大学で開催された、可視化情報シンポジウム2016(可視化情報学会)のアートコンテストにおいて、金賞を受賞しました。
このコンテストは、可視化に関連するアート作品を顕彰するためのもので、優秀と認められるものに本賞は贈られるものです。
授賞式は、シンポジウム期間中の平成28年7月19日に行われました。
2016年07月11日
滝沢 侑子 研究生(生物地球化学研究分野)が2016年7月4日〜5日に大阪で開催されたBiomarkers and Molecular Isotopes: International Workshop of Organic Geochemistry(国際有機地球化学ワークショップ2016)で、最優秀ポスター賞を受賞しました。
2016年07月04日
藤倉 克則 プロジェクト長(東日本海洋生態系変動解析プロジェクトチーム)が2016年6月13日〜17日に台湾で開催されたThe 23rd Pacific Science Congressでベストポスター賞を受賞しました。
2016年06月10日
今任 嘉幸 技術副主任(地球情報基盤センター)、石橋 正信 事務主任(地震津波海域観測研究開発センター)(当時)、馬場 俊孝(徳島大学)、安藤 和人 技術副主任(当時)、上原 均 上席技術研究員(地球情報基盤センター)、加藤 季広(NEC)が平成28年6月6日(月)-7日(火)に東北大学片平キャンパスで開催された、2016年ハイパフォーマンスコンピューティングと計算科学シンポジウム(HPCS2016)において、最優秀論文賞を受賞いたしました。
HPCSは「高性能計算」をキーワードの要と位置付け、計算科学と応用分野との間でのニーズ・シーズの情報交換や応用分野間での計算機利用技術の情報交換などを目的として開催されており、採択論文の中から特に優れた一般論文に対して最優秀論文賞が贈られます。
本論文では、地球シミュレータ上で南海トラフ地震を想定した大規模津波シミュレーションを実施して和歌山県沿岸域における津波浸水データベースを構築した特別推進課題と、それに対して実施したプログラム高速化や性能評価などの技術支援を述べています。授賞式は、講演会期間中の2016年6月7日に行われました。
謝辞
本研究では地球シミュレータの運用および特別推進課題の推進を行っている地球情報基盤センター関係各位にも多大なご協力を頂きました。謹んで感謝の意を表します。
2016年06月07日
西浦 泰介 技術研究員、古市 幹人 主任研究員、阪口 秀 分野長(数理科学・先端技術研究分野)が第21回計算工学講演会 グラフィクスアワード最優秀賞を受賞いたしました。
この賞は、計算工学講演会論文集に掲載された論文に含まれるコンピュータグラフィックスのコンテンツのなかから、優秀と認められるものに贈られるものです。
授賞式は、講演会期間中の2016年6月1日に行われました。
2016年06月07日
鳥海 光弘 研究推進担当役が、2016年度の「日本地球惑星科学連合フェロー」として顕彰されました。
「日本地球惑星科学連合フェロー」とは、地球惑星科学の発展に著しい貢献をした方、もしくは日本地球惑星科学連合の活動に顕著な貢献をし、日本の地球惑星科学の発展あるいは地球惑星科学の知識普及に貢献した方に対し、日本地球惑星科学連合より贈られるものです。
2016年04月20日
平成27年度第10回科学技術の「美」パネル展で三輪 哲也 上席技術研究員(海洋工学センター)と柏野 祐二 技術主幹(地球情報基盤センター)が優秀賞を受賞いたしました。
このパネル展は科学技術団体連合が主催し、研究などの過程や成果で得られた写真や画像で、一般の方が普段見ることのできない現象など感動を与える要素が含まれ、科学技術に興味関心を持っていただける作品を募集するものです。
採用された作品は全国各地の博物館、科学館で巡回展示され、ご来館頂いた皆様の投票により優秀作品が選ばれました。
授賞式は、2016年4月15日(金)に国立研究開発法人 科学技術振興機構 東京本部別館において行われました。
2016年03月25日
河村 洋史 研究員(数理科学・先端技術研究分野)が、第10回(2016年)日本物理学会若手奨励賞を受賞しました。
この賞は、将来の物理学を担う優秀な若手研究者の研究の奨励を目的として設けられた賞です。
授賞式は、日本物理学会第71回年次大会期間中の3月21日に東北学院大学にて行われました。
2016年03月14日
吉河 秀郎 ポストドクトラル研究員(数理科学・先端技術研究分野)が日本堆積学会2016年論文賞を受賞いたしました。
この賞は、研究誌において堆積学に関わる優れた研究を発表し、堆積学の発展に寄与した研究者に贈られるものです。
受賞論文は、静岡県清水海岸沖のサンドリッジ、ディプレッション、粗粒ベッドフォームを対象に、マルチビーム測深、音波探査、海底堆積物の観察にもとづいて、その動態、供給源、成因、形成機構を明らかにしたものであり、沿岸域堆積作用と地形形成における重要な成果であると評価されました。
2016年2月15日
松岡 大祐 技術研究員(地球情報基盤センター先端情報研究開発部情報・計算デザイン研究開発グループ)と大内 和良 主任研究員(シームレス環境予測研究分野)が、平成27年10月12〜14日に富山国際会議場で開催された、日本シミュレーション学会主催のJSST2015 International Conference on Simulation Technologyにおいて、Outstanding Presentation Awardを受賞いたしました。
謝辞
本研究の一部は、文部科学省のHPCI戦略プログラムの助成を受けたものであり、そのデータは理化学研究所のスーパーコンピュータ「京」により計算されました。
2016年2月12日
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)は、海上保安庁 佐藤雄二長官より、海洋情報業務(海の調査や海洋情報の提供)に貢献したことにより、日本海洋データセンター(JODC)の創設50周年を記念して表彰されました。
JAMSTECは、国際海洋データ・情報交換システム(IODE)の日本の代表機関であるJODCに様々な調査・観測で取得した海洋データを17年以上にわたり提供し、その登録件数は約1万8千点にもおよびます。
JAMSTECは調査後の観測データを整理・品質を確認しJODCで利用できるフォーマットに変換し提供してきました。その範囲は日本沿岸・近海だけでなく、全海洋の広範囲かつ長期間におよび、様々な海洋の利用・開発、地球環境問題から海洋レジャーなどに利用されており、海洋情報業務協力として多大な貢献となっている事が評価されました。
海上保安庁長官感謝状贈呈式は、2016年2月9日(火)海上保安庁長官室(東京都千代田区霞が関2-1-3)にて行われ、JAMSTECを代表して、坪井 誠司 部長(地球情報基盤センター 地球情報技術部)が出席しました。