共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年8月 - 2022年3月

多変量接合関数の金融リスク管理への応用

日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 研究活動スタート支援

課題番号
19K23226
体系的番号
JP19K23226
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
2,860,000円
(直接経費)
2,200,000円
(間接経費)
660,000円

主な研究として、多数の資産価格変動に関し下落方向への依存性が高まる現象について、非対称t接合関数を用いて捉え、ポートフォリオリスク把握を行う実証研究を行った。具体的には、資産価格変動として、TOPIX33業種のうち3業種を選択してその業種別株価指数の日次変化率について非対称t接合関数で捉え、3業種の等ウエイトのポートフォリオのリスクを標準的なValue-at-Riskや期待ショートフォールといったリスク指標を用いて検討した。本研究の成果については、国内外の研究集会で報告・議論した。研究助成が始まった2019年9月以降では、統計関連学会連合大会(9月)、日本ファイナンス学会秋季大会(11月)、Quantitative Methods in Finance(12月)で一般報告を行ったほか、Stony Brook大学で行われたNew Ideas in Quantitative Finance Workshop(11月)で招待講演を行った。これらの研究集会で得られた意見・議論をもとに英語論文の修正を進めている。非対称t接合関数の利用については、研究詳解を和文誌『統計数理』に投稿し、採択された。また、関連する研究として、クレジット・デフォルト・スワップの信用リスク調整を念頭に接合関数を用いた誤方向リスク・モデリングを考察した研究について、作成した論文の修正を進め、英文学術誌への投稿作業を進めた。本研究については、日本オペレーションズリサーチ学会誌の特集記事での和文の解説原稿も執筆し、本邦の学界への啓蒙を図った。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19K23226
ID情報
  • 課題番号 : 19K23226
  • 体系的番号 : JP19K23226

この研究課題の成果一覧

論文

8

講演・口頭発表等

13