2021年4月 - 2025年3月
生きづらさからの回復を支える-ナルコレプシー患者のための看護支援モデルの開発-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
ナルコレプシー患者の生きづらさへのアプローチの前段階として、ナルコレプシー患者のメンタルヘルスの実態や生きづらさの背景を分析した。
1.メンタルヘルスの実態と関連要因
18歳以上60歳未満のナルコレプシー患者のうち、年齢と心理的苦痛を表すK10スコア(The Kessler score)全項目に回答した63人のデータを対象として分析を行った。K10スコアは、合計点数が高いほど、精神的苦痛がより重い可能性があるとされている。カットオフは9/10が妥当とされている(Sakurai、2011)ことから、本研究では10点以上を精神疾患リスク群、10点未満を精神疾患非リスク群とした。精神疾患リスク群と非リスク群では年代、性別、発症した年代、ナルコレプシーの症状である情動脱力発作、入眠時幻覚、睡眠麻痺などの症状との有意な差はなかった。
2.生きづらさの背景
患者13名にインタビュー調査を行い、生きづらさの背景となるものについて整理した。生きづらさの内容は、発症後から診断に至るまで、診断後から現在に至る前までの大きく2つに分けられ、診断前は理由のわからない眠気とそれに伴う人間関係の苦悩、診断後は、周囲から理解を得ることの難しさや、スティグマが挙げられた。
1.メンタルヘルスの実態と関連要因
18歳以上60歳未満のナルコレプシー患者のうち、年齢と心理的苦痛を表すK10スコア(The Kessler score)全項目に回答した63人のデータを対象として分析を行った。K10スコアは、合計点数が高いほど、精神的苦痛がより重い可能性があるとされている。カットオフは9/10が妥当とされている(Sakurai、2011)ことから、本研究では10点以上を精神疾患リスク群、10点未満を精神疾患非リスク群とした。精神疾患リスク群と非リスク群では年代、性別、発症した年代、ナルコレプシーの症状である情動脱力発作、入眠時幻覚、睡眠麻痺などの症状との有意な差はなかった。
2.生きづらさの背景
患者13名にインタビュー調査を行い、生きづらさの背景となるものについて整理した。生きづらさの内容は、発症後から診断に至るまで、診断後から現在に至る前までの大きく2つに分けられ、診断前は理由のわからない眠気とそれに伴う人間関係の苦悩、診断後は、周囲から理解を得ることの難しさや、スティグマが挙げられた。
- ID情報
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- 課題番号 : 21K10690
- 体系的番号 : JP21K10690