2014年2月
言語社会化の過程 : 親子3人の会話における謝罪表現を中心に
阪大日本語研究
- バーデルスキー マシュー ,
- Burdelski Matthew
- 巻
- 号
- 26
- 開始ページ
- 33
- 終了ページ
- 49
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 大阪大学大学院文学研究科日本語学講座
本稿は、日本人親子3 人の会話における謝罪表現の実践を質的に分析する。特に親が謝罪表現をどのような場面で、どのように使用し、教えるのか、そして謝罪表現は言語社会化の過程においてどのような役割を果たすのかという問題を探ってみる。本研究のデータは、養育者—子供間相互行為研究グループのコーパスを用いる。結果は、幼児が兄妹(弟妹)やその環境にある有性物などになんらかの危害を加えた時、主に第三者である兄姉(弟妹)や有性物などに「ごめんなさい」または「ごめんね」という謝罪表現を代弁したり、促したりプロンプティングするという2つの社会化ストラテジーを使用する。そして、幼児が謝罪表現を習得すると同時に、責任、モラリティ、アイデンティティ、思いやりなどといった文化的要素も身につけることを示唆する。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0916-2135
- CiNii Articles ID : 120005473155
- CiNii Books ID : AN10106606