「水」を買うことにどうしてもなじめず抵抗がある理由

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コーヒーを抜いて飲料水のトップに立った「水」コーヒーを抜いて飲料水のトップに立った「水」 Photo:PIXTA

天然水の売上が飲料市場で1位に

恥ずかしくて、誰にも言っていないことがある。筆者はもうすぐ37歳となるが、いまだに「水」を買う常識に馴染めない。なんだか、もったいない気がしてしまうのだ。

小学生の頃、家庭や学校、公園などで水道水をゴクゴクと飲んでいた筆者からすると、水をわざわざ購入する気がどうしても起きない。ミネラルウォーター、天然水など、いろいろな呼び方があるものの、水は水だろうと思ってしまう。もちろん、水も無料ではない。水道代を払ってはいるが、大概の飲食店では水は無料で出てくるものである。

ところが、である。お金を払って水を買うことは、すでに日本人の常識となっている。

ダイヤモンド・オンライン『サントリー天然水がジョージア抜く、28年ぶり飲料水トップ交代の理由』によると、昨年、「サントリー天然水」ブランドの販売数量が国内の清涼飲料市場で1位になったという。それまでは28年間、コーヒーの「ジョージア」が首位だった。さらに、Amazonのランキング (食品&飲料総合、2018年)でも、「キリン アルカリイオンの水」、「クリスタルガイザー」、「サントリー 天然水 南アルプス」と、1位〜3位までを水の商品が独占している。

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