薬物乱用問題は、全世界的な広がりを見せ、人間の生命はもとより、社会や国の安定を脅かすなど、人類が抱える最も深刻な社会問題の一つとなっています。国内においては、大麻事犯の検挙者数は8年連続で増加し、その約7割を30歳未満が占め、若年層における大麻乱用が拡大しています。
こうした状況の中、政府では第五次薬物乱用防止五か年戦略(平成30年8月)を策定し、国・都道府県・関係団体が連携し、薬物乱用防止対策に取り組んでいます。
(注)「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」
昭和62年(1987年)に開催された「国際麻薬会議」の終了日の6月26日を「国際麻薬乱用撲滅デー」とし、各国がこの宣言の趣旨を普及する日と定めた。また、平成10年(1998年)の国連麻薬特別総会においては、「薬物乱用防止のための指導指針に関する宣言」(国連薬物乱用根絶宣言)が決議された。
運動の概要:
薬物乱用防止指導員が中心になり、ボランティアの協力を得て啓発資材の配布等を行います。また、「ダメ。ゼッタイ。」国連支援募金の協力を呼びかけます。