公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センターは、昭和62年に財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センターとして設立されて以来、25年間にわたり、未来を担う子供たちを薬物乱用の危険から守り、薬物乱用を許さない安全で安心できる社会環境を作るため、国、都道府県、さまざまなボランティア団体などと連携して、薬物乱用防止啓発活動を続けてまいりました。
薬物の乱用から子供たちを守るため、国その他の取締当局による危険な薬物の取り締まりが強化されることは必要ですが、近年、次々と新しい危険な薬物が出現する等、法律による取り締まりが実態に即時に対応することが難しくなっていることも事実であり、薬物乱用の危害を防止する手段として、子供たちに薬物乱用の危険性に関する正しい科学的な知識を与えて、危険な薬物に手を出さないよう指導、教育する、薬物乱用未然防止のための啓発活動の重要性はますます高まっております。
こうした観点から、当財団は、薬物乱用防止啓発キャラバンカーを小学校・中学校を中心に派遣して学校における薬物乱用防止教育を支援し、厚生労働省等と連携した街頭キャンペーンなどへ啓発資材を提供し、啓発活動を地域で担う指導者の養成研修を行うなど様々な事業を展開しております。
これらの事業に必要な資金は、さまざまな団体からの補助金、助成金や公益事業を受託することによる委託費などで賄ってまいりましたが、近年の社会経済情勢の影響等により、こうした補助金、助成金、委託費などは年々減額の方向にあり、十分な活動資金を調達することは困難になりつつあります。
薬物乱用の未然防止により、未来を担う子供たちの心身共に健全な育成をはかるため、当財団の活動に皆様の浄財によるご支援をいただきたく、ご寄付のお願いをいたします。
なお、当財団は、公益財団法人の認定を受けておりますので、ご寄付につきましては、所得税法上の所得控除、法人税法上の損金算入が認められております。(一定の限度があります)
またこの度、個人の方については所得税の「
税額控除」を選択することができるようになりました。(控除、損金算入については一定の限度があります)