昨今はソフトウェア系のエンジニアであっても、IoTデバイスのプロトタイピングや「おうちハック」などを行っていると、壁面の中に手を出したくなる(=コンセントやスイッチをいじりたくなる)場面がある。 日本の法令上、これらの作業には電気工事士の資格が必要となる。本記事では、令和6年度上期試験を受験し、合格した筆者の経験を踏まえて、電気を専門としない職種の方が第2種電気工事士を取得するための勉強方法の一例を提示する[1]。筆者は独学の過程で、特に技能試験に関する細かい情報の取捨選択などで迷った点があるため、そういった点についても記している(ただし、本記事自体は教材ではなく、教材や勉強法などを紹介するものにすぎない)。 資格受験を決めたばかりの読者にとって、学習スタートの指針・参考となれば幸いである。 なお、本記事にアフィリエイトリンクは含まない。 本記事で想定する読者 本記事では以下のような読者を