これはなに Nstock株式会社の祖業である株式報酬SaaSは、サービスローンチから数えて3年目になり、100社以上の企業様にご導入いただいています。その一方でコア機能である ストックオプションの個数/状態管理 の方法に課題が出てきていました。 ここまでは運用してこられたし次の2年もおそらくやっていけそうですが、その先の拡張も自信を持って乗り越えられるとは言いづらくなりつつありました。そういう状況の中で、次の10年を戦えるデータを生み出し続けるためにコア機能を作り直しました。 そんな話をします。 書いてる人 Nstock株式会社で株式報酬SaaSのソフトウェアエンジニアをしているnonoです。2025/5に入社してから、おおむねバックエンドを中心とした開発に取り組んでます。 課題 - 重視すべきプロダクト特性の変化と認知負荷の高まり 我々の開発している株式報酬SaaSでは、企業が発行するス