PyTorchで作ったモデルを簡単にAPI化できるサービス「TorchServe」が便利そうだったので、実際に触って記事にしてみました。 今回は、TorchServeの基本的な機能を使うためのチュートリアルのような内容になっております。 はじめに TorchServeはFacebookとAWSが共同で開発したオープン・ソースのサービスです。 API部分の実装を一切せずに、PyTorchで作ったモデルを簡単にAPIとして公開することが出来ます。 モデルをAPI化する際に必要になるのは、PyTorchで実装したモデル、重みファイルといった、一般的なファイルのみです。 また、推論用のAPIと併せてモデル管理、モデルの利用履歴などをするためのAPIも自動で用意してくれます。 この記事では、TorchServe Quick Startの内容をベースにしつつ、少し話を膨らませてAzure上でTorch