はじめに Reactで会員登録フォームや設定画面などを作成する際、複数の入力項目(input)が登場します。これらの値を効率的に useState で管理するには、イベントハンドラである handleChange 関数の設計が非常に重要です。 この記事では、たった一つのhandleChange関数で、フォーム全体の入力状態を一元管理する、クリーンで拡張性の高い方法を解説します。 ❌ アンチパターン:inputごとに個別のイベントハンドラを定義する フォームの入力欄が増えるたびに、ついやってしまいがちなのが、useState を更新する関数を各input専用に作ってしまうことです。 const [formData, setFormData] = useState({ name: '', email: '' }); // 👎 name用のハンドラ const handleNameChange