蒲田3号館
東京工科大学 HOME > イベント案内 > 21世紀を切り開く、社会起業家たちの挑戦。-メディア学とビジネスによる社会問題の解決法
21世紀を切り開く、社会企業家たちの挑戦。
メディア学部では、国内外で活躍するソーシャルアントレプレナー(社会起業家)をゲストに迎えてシンポジウムを開催します。メディア学によ る社会問題の解決アプローチの新しい展開を、一緒に考えていきましょう!
シンポジウム概要
- キーノートセッション
- メインゲストに、インドで低価格の白内障治療法を確立し、世界的に有名な社会起業家であるデビッド・グリーン氏と、国内で社会起業家教育を主導する慶應義塾大学教授の金子郁容氏を招いて、企業とビジネスによる社会貢献の実践例と成果を紹介する。
- パネルセッション
- パネルセッションでは、スマートフォンやインターネット電話などの新しいメディアを活用することで、フィリピンの貧困問題解決や手話利用者支援で成果を上げる二人の若手社会起業家と、「アショカ東北ユースベンチャー」に参加する高校生達をパネリストにして、その取り組みと、社会起業家教育の発展性についてディスカッションする。
主な対象者
- 社会起業やキャリア教育に関心を持つ方々
ゲスト紹介
デビッド・グリーン氏(プロジェクトインパクト代表)
「倫理的グローバリゼーションで途上国の医療に価格破壊を起こす」「医療と薬品を、貧困層にも行きわたらせる」というミッションを持ち、ソー シャ ルビジネスの拠点として世界的に有名になった「オーロラボ」の設立に多大な貢献をした。白内障治療のためのレンズの市場価格が100ドル程度 であるのに対 して、利幅を圧縮する事によって同様の品質のものを数ドルで提供することで市場を拡大し、結果として収益を確保するというビジネススキームを構築。発展途 上国で白内障の治療を受けられなかった多くの人々が失明しないで済むことに寄与している。
[画像:金子郁容]
金子郁容氏(慶應義塾大学 政策・メディア研究科 教授)
内閣府「新しい公共 円卓会議」座長、文科省「『熟議』に基づく教育政策形成の在り方に関する懇談会」座長などを歴任。慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスで学部/大学院のソーシャルイノベーション教育の立ち上げを行う。
[画像:山田貴子]
山田貴子氏(株式会社ワクワーク・イングリッシュ 代表取締役)
オンライン英会話事業を通じてフィリピンの貧困問題の解決に取り組む、ワクワーク・イングリッシュ代表を務める。セブ島のNGOや孤児院と連携し、英会話講師の育成を行いながら、日本の企業や大学にそのサービスを提供している。
[画像:大木洵人]
大木洵人氏(株式会社シュアール代表取締役社長)
東アジア初のアショカフェローに選出された現在最も注目される若手社会起業家の1人。 ビデオチャットを利用した手話通訳システムを開発し、利用者(聴覚障がい者)の依頼 に応じて手話通訳者が、パソコンやスマートフォンの画面とスピーカーを通して遠隔で手話通訳を行う。
[画像:アショカ東北ユースベンチャー(高校生グループ)]
写真提供:アショカ・ジャパン
アショカ東北ユースベンチャー(高校生グループ)
アショカ・ジャパンの取り組みとして2012年から5年間の計画で始まった、被災地復興に取り組む12歳〜20歳若者に向けた活動支援プログラム。アショカ東北ユースベンチャーに関するアショカ・ジャパンからの説明に加えて、2012年度選出東北ユースベンチャラーの1人、高校3年生の青島勇太氏が「被災地の防潮林を育てるための腐葉土をつくる」という活動プランを説明する。
タイムスケジュール
『メディア学教育と社会起業』
飯田 仁(東京工科大学 メディア学部 学部長 教授)
『国内の社会起業教育の現状』
金子 郁容 氏(慶應義塾大学 教授)
『起業による社会貢献』
デビッド・グリーン 氏(プロジェクトインパクト代表)
*逐次通訳
金子 郁容 氏/デビッド・グリーン 氏
パネルセッション 高校生と若手起業家による社会貢献の新たな試み
-
パネリスト
山田 貴子 氏(株式会社ワクワーク・イングリッシュ 代表取締役) -
パネリスト
大木 洵人 氏(株式会社シュアール代表取締役社長) -
パネリスト
林 賢次 氏(アショカジャパン プログラムアシスタント・事務局) - パネリスト
青島 勇太 氏(2012年アショカ東北ユースベンチャラー)
- 進行
松橋 崇史(東京工科大学 メディア学部 助教)
クロージングセッション
- 金子 郁容 氏/デビッド・グリーン 氏
- 山田 貴子 氏/大木 洵人 氏/青島 勇太 氏
閉会
パネル展示
3 号館 12 階 学生ラウンジ(17:00〜18:00)
- 【講演者】
- ■しかく シュアールの活動紹介
- ■しかく アショカ東北ユースベンチャーの活動紹介
- 【大田区】
- ■しかく 大田の「地域力」を活かした被災地支援
- ■しかく 大田の町工場の挑戦
- ■しかく 商品展示(※(注記)3 号館12 階学生ラウンジのみ)
- 【片柳学園】
- ■しかく 片柳学園の沿革(※(注記)3 号館12 階学生ラウンジのみ)
- ■しかく 「被災地に漁船を送ろう」プロジェクト
- 【デザイン学部】
- ■しかく 蘖アートプログラム
- ■しかく 津波等避難ナビシステム"デジタル皆助ナビ"
- 【メディア学部】
- ■しかく MUSIC FOR THE FUTURE 〜被災地のこどもたちが再び楽器を奏でられるように〜
- ■しかく 福島グローバルゲームジャム
- ■しかく 発達障がいと聴覚障がいを併せ有する児童のための算数e ラーニング教材の開発
- ■しかく 学部紹介
アクセス
最寄り駅
○しろまるJR京浜東北線・東急池上線・
東急多摩川線
「蒲田」駅 西口徒歩約2分
○しろまる京浜急行空港線
「京急蒲田」駅より徒歩約15分
東京駅から
「東京」駅より京浜東北線
大船方面行きで「蒲田」駅まで約20分
横浜駅から
「横浜」駅より京浜東北線
大宮方面行きで「蒲田」駅まで約20分
参加方法
WEBでの申し込みは終了しました。お問い合わせ先
東京工科大学 特別シンポジウム事務局〒192-0982 東京都八王子市片倉町1404-1
Tel.042-637-2119 / Fax.042-637-2059 / E-mail. sympo(at)chiyolab.net ※(注記)(at)は@に置き換えてください。