協会概要
1953年11月、東京・青山に日本最初のセルフサービス店(紀ノ国屋)が開店し、我が国における小売業の歴史に新しい1ページが開かれました。
この新しい販売方式の近代化の灯は、またたく間に全国に広がり、1958年3月26日、この新しい販売方式の導入に積極的に取り組んできた先駆者150名が参集して「日本セルフ・サービス協会」を発足させ、併せて同年、スーパーマーケットの定義(*)を発表しました。
それから5年後、積極的な活動の成果が公に評価され、「社団法人日本セルフ・サービス協会(経済産業省所管の公益法人)」として第一歩を踏み出したのです。以来、時代の要請と消費者のニーズに応えつつ、我が国小売業の近代化・合理化のため、健全なスーパーマーケット経営の研究・指導機関として、各種の充実した活動を展開。また、毎年春には「スーパーマーケット・トレードショー」を開催し、スーパーマーケットを始めとする小売業に対するビジネスチャンスの提供に努めています。
1982年、各都道府県に設立されたスーパーマーケット協会が団結し「(旧)全国スーパーマーケット協会」が発足しました。翌年には社団法人として設立。経済産業省所管の公益法人として活動を開始しました。
2009年8月。「日本セルフ・サービス協会」が「(旧)全国スーパーマーケット協会」と、食品スーパーマーケット業界の地位向上、そして"戸籍"の確立を目指し合併。2010年に名称を「社団法人新日本スーパーマーケット協会」に変更。2012年からは一般社団法人に移行、2018年、「一般社団法人全国スーパーマーケット協会」に改称しました。会員のために、また業界発展のために寄与してまいります。
会員企業は、総合スーパーマーケットチェーンや食品を主体とするスーパーマーケットを正会員、機器・食品・システムメーカー、卸売業・商社、団体などを賛助会員に、あわせて約1300社が入会しています。
(*)スーパーマーケットの定義:1958年、当協会の前身のひとつである日本セルフ・サービス協会が「スーパーマーケットとは、単独経営のもとに、セルフサービス方式を採用している総合食料品小売店で、年商1億円以上のものをいう」と定義し、支持を受けました。
(ぜんこくすーぱーまーけっときょうかい)
1958年3月 日本セルフ・サービス協会設立
1963年6月 社団法人日本セルフ・サービス協会として設立
<(旧)全国スーパーマーケット協会>
1982年2月 (旧)全国スーパーマーケット協会設立
1983年6月 社団法人全国スーパーマーケット協会として設立
2009年8月 両協会が合併
2010年9月 社団法人新日本スーパーマーケット協会に改称
2012年1月 公益法人制度改革により一般社団法人に移行
2018年9月 一般社団法人全国スーパーマーケット協会に改称
○しろまるスーパーマーケットに関する相談、指導、診断、及び教育訓練
○しろまる関係資料の収集および整備
○しろまる内外における関係官庁および機関との連絡ならびに資料の交換
○しろまる機関誌等出版物の刊行
○しろまる展示会「スーパーマーケット・トレードショー」「デリカテッセン・トレードショー」の主催
○しろまるその他本会の目的達成に必要な事業
副会長 増井德太郎(株式会社紀ノ国屋)
副会長 中村洋子(株式会社スズキヤ)
副会長 太田順康(北辰商事株式会社)
副会長 三科雅嗣(株式会社いちやまマート)
常任理事 安島 浩(株式会社マルト)
常任理事 岩崎高治(株式会社ライフコーポレーション)
常任理事 三枝富博(株式会社イトーヨーカ堂)
常任理事 土屋敏夫
常任理事 猫宮一久(株式会社ラルズ)
常任理事 原 和彦(アクシアル リテイリング株式会社)
常任理事 廣岡聖司(株式会社廣岡)
専務理事 三浦正樹
常務理事 島原康浩
理事28名、監事2名(2025年3月26日現在)