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「疾病、傷害及び死因の統計分類」

1.「疾病、傷害及び死因の統計分類」とは

「疾病及び関連保健問題の国際統計分類:International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems(以下「ICD」と略)」とは、異なる国や地域から、異なる時点で集計された死亡や疾病のデータの体系的な記録、分析、解釈及び比較を行うため、世界保健機関憲章に基づき、世界保健機関(WHO)が作成した分類である。
我が国では、統計法(平成19年法律第53号。以下「法」という。)第28条第1項の規定に基づき、法第2条第9項に規定する統計基準として、ICDに準拠した「疾病、傷害及び死因の統計分類」を告示している。 現在、国内で使用している分類は、ICD-10(2013年版)に準拠しており、統計法に基づく統計調査に使用されるほか、医学的分類として医療機関における診療録の管理等に活用されている。


2.基本分類表及び内容例示表(平成27年2月13日総務省告示第35号。令和6年5月15日総務省告示第164号一部改正)

ア.ICD−10(2013年版)準拠 基本分類表

(「基本分類表(2013年版)準拠」 [1,292KB]参照)


イ.ICD−10(2013年版)準拠 内容例示表

第2章 新生物(C00-D48)[883KB]
第22章 特殊目的用コード:[336KB]

ウ.ICD−10(2003年版)準拠 基本分類表

(「基本分類表(2003年版)準拠」:[969KB]参照)

3.疾病分類表

疾病分類表は、わが国の疾病罹患の状況を概括できるように推定患者数を基準にして、大分類、中分類及び小分類がそれぞれ独立し、分類表としての形式を統一したものである。

また、これまでの統計表章との連続性およびWHOが勧告した特定製表用リストとの整合性も図られている。さらに、大分類、中分類および小分類の相互の包含関係を明確にするため、中分類には大分類のコードが、小分類には中分類のコードが加えられている。
なお、各項目の包含する範囲については可能な限り死因分類の項目と共通にし、相互のデータ比較が可能となるように配慮されている。

ア.ICD−10(2013年版)準拠 疾病分類表

(「疾病分類表(2013年版)準拠」 [541KB]参照)

イ.ICD−10(2003年版)準拠 疾病分類表

(「疾病分類表(2003年版)準拠」 [95KB]参照)

4.死因分類表

我が国の死因構造を全体的に概観できるものとする目的で、基本分類表をもとにWHO死亡製表用リストを参考にして作成されたものである。
分類項目の選定にあたっては、死亡数が一定以上認められるもの、死亡数は少ないが国民、研究者等にとって関心の高いものを基準とし、我が国の死因構造の継続的推移がみられるようになっている。
分類項目は5桁の分類番号を設定し、上2桁をICD−10の章構成に合わせ、3桁目をいくつかの項目を統合した中間分類とし、下2桁を最も細かい分類として死因分類を3階層構造としたものである。その結果、分類番号だけでICD−10のどの章のいずれの分類かが一目で理解できるようになり、観察、分類しやすいものとなっている。

イ.ICD−10(2013年版)準拠 死因分類表

(「死因分類表(2013年版)準拠」 [196KB]参照)

ア.ICD−10(2003年版)準拠 死因分類表

(「死因分類表(2003年版)準拠」 [47KB]参照)

5.その他

ア.ICD−10(2013年版)関連資料

WHOインストラクションマニュアル(総論)

全体版
全体版 [2,074KB]

分割版
1〜39ページ [826KB]
40〜192ページ [1,394KB]
193〜253ページ [925KB]

疾病、傷害及び死因分類の正しい理解と普及に向けて(ICD-10(2013年版)準拠)
全体版 [658KB]

イ.関連出版物等

「疾病、傷害および死因統計分類提要 ICD−10準拠 第1巻 総論」(H7.4)
「疾病、傷害および死因統計分類提要 ICD−10準拠 第2巻 内容例示表」(H5.11)
「疾病、傷害および死因統計分類提要 ICD−10準拠 第3巻 索引」(H8.9)
「疾病、傷害および死因統計分類提要 ICD−10(2003年版)準拠 第1巻 総論」(H17.12)
「疾病、傷害および死因統計分類提要 ICD−10(2003年版)準拠 第2巻 内容例示表」(H17.12)
「疾病、傷害および死因統計分類提要 ICD−10(2003年版)準拠 第3巻 索引」(H18.8)
「疾病、傷害及び死因の統計分類提要 ICD−10(2013年版)準拠 第1巻 Tabular list(内容例示表)」(H28.3)
「疾病、傷害及び死因の統計分類提要 ICD−10(2013年版)準拠 第2巻 Instruction manual(総論)」(H28.3)
「疾病、傷害及び死因の統計分類提要 ICD−10(2013年版)準拠 第3巻 Alphabetical index(索引表)」(H28.3)
「ICD−10・ICD−9分類項目対応表(トランスレーター)」(H12.12)(CD-ROM版あり)
「国際疾病分類 腫瘍学 第2版」(H6.4)
「国際疾病分類 腫瘍学 第3版」(H14.12)
「国際疾病分類 腫瘍学 第3版(一部改正 2012) ICD-O」(H26.3)
「国際疾病分類 歯科学及び口腔科学への適用 第3版」(H13.8)(CD-ROM版あり)
「国際疾病分類 神経疾患への適用 第2版」(H13.12)(CD-ROM版あり)
「ICDのABC 令和6年度版」 [2,409KB]

備考(事務局注)

ICD−10とICD−9の比較

ICD−10(2013年版)適用による死因統計への影響 [250KB]

照会先

厚生労働省政策統括官付参事官付国際分類情報管理室
TEL.03−5253−1111(代表)
内線 7493


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