ICISについて
ICISとは
ICIS(International Construction Information Society:
国際建設情報協議会)は、主に各国のマスター仕様書や、コスト情報システムを開発・供給している組織が参加する国際ネットワークであり、スイスの民法に基づいた国際団体です。
ICISは、建設に携わる全ての人・組織間のコミュニケーションを国際的レベルまで高めると共に参加組織間の協力体制を強化するために設立されました。
ICISの運営や活動計画についての審議を行うと共に、各参加組織におけるシステムの開発状況や研究状況の情報交換を行う場として、毎年1回の代表者会議(Delegate Assembly:DA)を開催しています。
なお、日本からは、IIBHが正式メンバーとして参加しています。
■しかく参加機関 (2024年7月現在)
参加機関
所属国
iibh
日本
NATSPEC
オーストラリア BIM Project
チェコ
URS CZ
チェコ
Molio
デンマーク
NBS
英国
Ketenstandaard
オランダ
Deltek
米国
国内委員会 (2024年7月現在)
氏名
所属
主査
佐藤 隆良
株式会社サトウファシリティーズコンサルタンツ
代表取締役
委員
岩松 準
一般財団法人 建築コスト管理システム研究所
研究部 総括主席研究員
志手 一哉
芝浦工業大学 建築学部建築学科 教授
髙𣘺 光明
国土交通省 大臣官房官庁営繕部 整備課 建築技術調整室 室長
高橋 暁
国土交通省国土技術政策総合研究所 住宅研究部
国総研シニアフェロー
寺井 達夫
元千葉工業大学 教授
寺本 英治
一般財団法人 建築保全センター 理事・保全技術研究所長
時田 繁
一般社団法人 公共建築研究所 所長
戸塚 晃
株式会社 保全工学研究所
平野 吉信
広島大学 名誉教授
武藤 正樹
国立研究開発法人 建築研究所
建築生産研究グループ 主席研究監
曽根 巨充
一般社団法人 日本建設業連合会 BIM専門部会 主査
(前田建設工業 建築事業本部建築技術部TPM推進グループ グループ長)
(前田建設工業 建築事業本部建築技術部TPM推進グループ グループ長)
オブザーバー
山口 浩史
一般財団法人 建築保全センター 審議役
事務局
西野加奈子
一般社団法人 建築・住宅国際機構(IIBH)元事務局長
飯島 亮
一般社団法人 建築・住宅国際機構(IIBH)研究員
■しかく代表者会議(Delegate Assembly:DA)開催地 (2024年7月現在)
1994年 カナダ・バンフ 1995年 ドイツ・ベルリン
1996年 オーストラリア・シドニー 1997年 ノルウェー・リレハンメル
1998年 米国・ボルチモア 1999年 チェコ・プラハ
2000年 日本・京都 2001年 フィンランド・ヘルシンキ
2002年 ニュージーランド・オークランド 2003年 英国・ニューキャッス
2004年 カナダ・トロント 2005年 オランダ・ロッテルダム
2006年 南アフリカ・ダーバン 2007年 米国・ソルトレイクシティ
2008年 ドイツ・ベルリン 2009年 スイス・ルツェルン
2010年 オーストラリア・シドニー 2011年 オランダ・コペンハーゲン
2012年 ノルウェー・オスロ 2013年 日本・広島
2014年 エストニア・タリン 2015年 チェコ・ブルノ
2016年 ニュージーランド・オークランド 2017年 英国・ニューキャッスル
2018年 ドイツ・ケルン
2019年 米国・ポートランド/メイン州
2020年 (Virtual conference)
2021年 (Virtual conference)
2022年 スウェーデン・ストックホルム
2023年 スイス・チューリッヒ
2024年 カナダ・モントリオール
■しかくOBOS(オープンBIMオブジェクト標準)
活動の一環として、IIBHでは、BIMオブジェクトの国際標準の1つであるOBOS(Open BIM object standard)を提供しています。
OBOSは、オーストラリアの標準(NATSPEC)と、ニュージーランドの標準(Masterspec)を基礎として作成されたものであり、基準を国際的に統一化することで、BIMオブジェクトを作成する際の手間の低減や品質の向上を目指しています。
原文及び詳細は下記を参照願います。
■しかく建築仕様書に関する報告書
国内委員会において、下記2編の報告書を纏めました。