第三回「かのめが行く!」ー相良農場さんー

2019年04月30日-生産者情報, 生産者突撃日記, 素材とてくてく

4月24日に相良農場の相良初男さんの畑に行き、果物の育て方について
沢山お話を聞かせていただきました。


相良 初男さん

相良さんの畑に行くと、綺麗な花が咲いていました!

こちらはナポレオンという品種のさくらんぼの花で、さくらんぼの歴史で古くから栽培されている品種だとか。
ナポレオンの花が咲き始めるとハチが蜜を吸いに集まってきます。
そして、ハチが花粉を運ぶことで授粉し実になります。特に佐藤錦という品種と授粉の相性が良く、
豊作に導いてくれるんだとか。佐藤錦の花もそろそろ咲き始めるそうです。
佐藤錦が1番人気のある品種で、さくらんぼ全体の7割ほど栽培しているそうです。

こちらは佐藤錦に紅さやかの接ぎ木をして、紅さやかを育ている木です。
台木に違う品種の枝を繋げると、繋げた枝の品種が育つそうです。
さくらんぼは、紅さやか・秀峰・正光錦・ナポレオンの4品種を栽培しており、
今年も例年通り6月中旬〜7月上旬まで収穫予定です。

他にも、もも・なし・ぶどう・りんごを栽培しており、
ぶどうとなしは棚仕立てで栽培しています。

こちらのぶどうの木は30年育てているそうで、とても立派でした!

ももの花も咲き始めていました。

相良さんによると果物の木に蕾が付き始めると、多くの蕾に養分が取られ果実が成熟するまでに小さく育ってしまうので、
何度も畑を廻って蕾を摘み取る摘蕾を行い、花が咲くと摘花を行うそうです。
1番いい果実が育って来たら最後に他の実を落とす摘果を行い、
成熟するまで育てていくのです。
こうした手間暇をかけることによって、大きく、美味しい果物が出来るのだそうです。

実際に摘蕾しているところも見せていただき、
一つ一つに愛情をかけ育てているのがわかりました。
今咲いている花々たちが果実になって育つのがとても楽しみです。

出荷時期は、さくらんぼ6月中旬〜。もも7月下旬〜。なし9月上旬〜。
りんご9月上旬〜。ぶどう9月中旬〜となっています。

投稿者: 素材広場事務局|この記事へのリンク

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