2014年03月15日
四人中三人が初登場!33周年第94回『上原寄席』春の例会
歩いて通える地域寄席『上原寄席』に行ってきました。
今回は演者に特徴がありました。四人中三人が初登場だったんですよ。
三遊亭しあわせ 『転失気』
鈴々舎馬るこ 『牛ほめ』
〜仲入り〜
神田松鯉 『水戸黄門記』より『出世の高松』
古今亭菊之丞 『ねずみ』
馬るこさんの初登場は楽しみでしたが、東南アジアでの高座にまつわってしまった面白いマクラから、演目は『牛ほめ』。
当然のことながら馬るこさんの古典ですから、メインの筋以外は大改造されてますが、「畳は備後の五分縁で...ここは古典のとおりにやるんだぞ」みたいなところに爆笑してしまいました。
そして、シャンデリアとかウォークインクローゼットとか...単なる現代風な移植じゃなくて、言い間違いもそれの言い間違いですから...ぶっ飛んでました(笑)。
このひとの改作古典は素晴らしいですね。落語における言語感覚に秀でてるってことなんでしょうか。
唯一のリピーター・松鯉先生は『出世の高松』。話自体もはらはらしたり感動したりの好いものなのですが、演者が素晴らしいとこう...ぐいぐい引き込まれますね。
ベテランの講釈師の芸って、単に笑わせたり泣かせたりするんじゃなくて、緩急自在ってんですかね?ぐいぐい引き込みつつも"すっ..."と緊張を抜いたり、そしてまた盛り上げたり...客席の至福とはこのことですよ。
そして主任は地元出身ながら初登場の菊之丞師匠。もっとも本人によれば、生まれて一年半くらいしか居なかったらしいんですが(笑)。
でもそれが逆に笑いに繋がりますから。
師匠といえば二つ目の終わりの頃はよく追っかけてました。友人が知り合いだったってこともありましたが、真打昇進直前の鈴本早朝寄席(=二つ目勉強会)卒業公演ではあの鈴本が満員になったりして、その頃は朝ドラによる所謂落語ブームの前でしたから、いかに注目を集めてたかということですよ。
しかも近年には珍しく、単独での真打昇進だったんですよね。
"綺麗"なひとですから、若旦那モノとか芝居モノとか、そういった噺の印象が強かったんですが、今回は『ねずみ』を。
こういう噺も好いですね。自転車選手に例えれば、もはやオールラウンダーってことでしょうか。語りが丁寧だからこそ、突然のサゲが際立つ気がしました。
そういえば落語では左甚五郎って、マクラから本編まで登場する名脇役(←だよね?主人公は宿屋の主だったりするんだし)ですが、実際は一体どんなひとだったんだろうかと思ったりしますよね。
前回に引き続き今回も大入り満員というか、席が足りなくなって新たにパイプ椅子を並べる感じでしたが、来年の秋(11/15)には第100回記念の特別例会がけやきホールで行われますので、その時にも皆さん忘れずに来て欲しいものです。
旅から帰ってきてバタバタしてて疲れもありましたが、落語はやっぱり心身ともに和みますね。
忙しすぎて、特にこころが疲れ気味のかたには落語を処方してあげたい...そんなことも思った『上原寄席』でした。
今回は演者に特徴がありました。四人中三人が初登場だったんですよ。
三遊亭しあわせ 『転失気』
鈴々舎馬るこ 『牛ほめ』
〜仲入り〜
神田松鯉 『水戸黄門記』より『出世の高松』
古今亭菊之丞 『ねずみ』
馬るこさんの初登場は楽しみでしたが、東南アジアでの高座にまつわってしまった面白いマクラから、演目は『牛ほめ』。
当然のことながら馬るこさんの古典ですから、メインの筋以外は大改造されてますが、「畳は備後の五分縁で...ここは古典のとおりにやるんだぞ」みたいなところに爆笑してしまいました。
そして、シャンデリアとかウォークインクローゼットとか...単なる現代風な移植じゃなくて、言い間違いもそれの言い間違いですから...ぶっ飛んでました(笑)。
このひとの改作古典は素晴らしいですね。落語における言語感覚に秀でてるってことなんでしょうか。
唯一のリピーター・松鯉先生は『出世の高松』。話自体もはらはらしたり感動したりの好いものなのですが、演者が素晴らしいとこう...ぐいぐい引き込まれますね。
ベテランの講釈師の芸って、単に笑わせたり泣かせたりするんじゃなくて、緩急自在ってんですかね?ぐいぐい引き込みつつも"すっ..."と緊張を抜いたり、そしてまた盛り上げたり...客席の至福とはこのことですよ。
そして主任は地元出身ながら初登場の菊之丞師匠。もっとも本人によれば、生まれて一年半くらいしか居なかったらしいんですが(笑)。
でもそれが逆に笑いに繋がりますから。
師匠といえば二つ目の終わりの頃はよく追っかけてました。友人が知り合いだったってこともありましたが、真打昇進直前の鈴本早朝寄席(=二つ目勉強会)卒業公演ではあの鈴本が満員になったりして、その頃は朝ドラによる所謂落語ブームの前でしたから、いかに注目を集めてたかということですよ。
しかも近年には珍しく、単独での真打昇進だったんですよね。
"綺麗"なひとですから、若旦那モノとか芝居モノとか、そういった噺の印象が強かったんですが、今回は『ねずみ』を。
こういう噺も好いですね。自転車選手に例えれば、もはやオールラウンダーってことでしょうか。語りが丁寧だからこそ、突然のサゲが際立つ気がしました。
そういえば落語では左甚五郎って、マクラから本編まで登場する名脇役(←だよね?主人公は宿屋の主だったりするんだし)ですが、実際は一体どんなひとだったんだろうかと思ったりしますよね。
前回に引き続き今回も大入り満員というか、席が足りなくなって新たにパイプ椅子を並べる感じでしたが、来年の秋(11/15)には第100回記念の特別例会がけやきホールで行われますので、その時にも皆さん忘れずに来て欲しいものです。
旅から帰ってきてバタバタしてて疲れもありましたが、落語はやっぱり心身ともに和みますね。
忙しすぎて、特にこころが疲れ気味のかたには落語を処方してあげたい...そんなことも思った『上原寄席』でした。
2014年03月02日
【ご飯ファンクラブ】ねこあし昆布ふりかけ・えび
新館を建てた関係で、通常更新はそちらでとなったのですが、カテゴリーによってはこっちで更新しようかな、とか思ったんです。
こっちは資料館にしようと考えてましたが、SeesaaはSeesaaで体制がちゃんとしてますしね。
今後、更新頻度が少なそうなものはこちらで更新していきたいと思います。
主に健康とか身体の関係で更新頻度が...といった方面ですが...棒ラーメンとか、そういった方面とかですね。
まあ多分、このように月始め辺りの更新になりましょうが。
で、毎週日曜日更新で一年続いてしまったカテゴリー"ご飯ファンクラブ"も、今後はそうそう更新出来なさそうなので、こちらでアップすることにしました。
ご飯ファンの皆さん!えーっと...更新の際は新館にもリンクを作りますから...ということで。
ねこあし昆布ふりかけ・えび
北海道根多ですが、現地に飛んだわけではありません。八重洲の『北海道フーディスト』で買いました。
かつて北海道現地で買った『漁師のねばりこんぶ』 というのがタマラン美味しさで、それに使われてる"ねこあし昆布"というものに魅せられたんですよね。
そこから引用すると...
北海道東部地方で採れる「ねこ足昆布」を主原料とした「万能ふりかけ」です。
「ねこ足昆布」は生産量が少なく昆布の中でもねばりの強いのが特徴です。
食べ方として「そば」「うどん」「冷奴」「湯豆腐」「お茶漬け」「お好み焼き」「納豆」「野菜サラダ」などいろいろなお料理にふりかけてお召し上がりください。
そゆ昆布なんですね。
で、かつてのそれに関してはnbmさんが、このキャラがまるで...と、確かにそう見えなくもないんだけんども...な、とんでもないコメントを寄せてくださって、でもって確かにそうだよなと思ったものです。
まあ、大人なら身に覚えがあるというか...な話といいましょうか...このブログは18禁じゃないんですが。
話が天塩川のように蛇行してしまいましたが、それはさておき。
これはンマいです!でもって超!薄味です。でも"噛み締めて味が深い"系統なんですよ。
同じシリーズで"オホーツク塩"みたいなのがあって、それは確かに塩分がアレでしたが、これは《塩分気にし隊》な同志にもお薦めかな?
世の中の趨勢な《塩分ありき!》みたいなそれとは違ってもう!全然塩分を感じないレベルです。だからまあ、各素材の味わいを"口が求めて"、結果としてよく噛むしよく味わうし、と。
これは好かったです。しっとり系生ふりかけの部類ですが、使われてるいろいろがそもそも味わいを持つ素材ですしね♪
これだけでなく、このシリーズを見かけたなら是非!ええもう!北海道を感じる好いアイテムなんじゃないでしょうか。
そんな訳で、何となくな区分ですが、本館&新館のふたつを今後も更新していってみようかと思います。
とりあえず...どっちもよろしくお願いします。
こっちは資料館にしようと考えてましたが、SeesaaはSeesaaで体制がちゃんとしてますしね。
今後、更新頻度が少なそうなものはこちらで更新していきたいと思います。
主に健康とか身体の関係で更新頻度が...といった方面ですが...棒ラーメンとか、そういった方面とかですね。
まあ多分、このように月始め辺りの更新になりましょうが。
で、毎週日曜日更新で一年続いてしまったカテゴリー"ご飯ファンクラブ"も、今後はそうそう更新出来なさそうなので、こちらでアップすることにしました。
ご飯ファンの皆さん!えーっと...更新の際は新館にもリンクを作りますから...ということで。
ねこあし昆布ふりかけ・えび
北海道根多ですが、現地に飛んだわけではありません。八重洲の『北海道フーディスト』で買いました。
かつて北海道現地で買った『漁師のねばりこんぶ』 というのがタマラン美味しさで、それに使われてる"ねこあし昆布"というものに魅せられたんですよね。
そこから引用すると...
北海道東部地方で採れる「ねこ足昆布」を主原料とした「万能ふりかけ」です。
「ねこ足昆布」は生産量が少なく昆布の中でもねばりの強いのが特徴です。
食べ方として「そば」「うどん」「冷奴」「湯豆腐」「お茶漬け」「お好み焼き」「納豆」「野菜サラダ」などいろいろなお料理にふりかけてお召し上がりください。
そゆ昆布なんですね。
で、かつてのそれに関してはnbmさんが、このキャラがまるで...と、確かにそう見えなくもないんだけんども...な、とんでもないコメントを寄せてくださって、でもって確かにそうだよなと思ったものです。
まあ、大人なら身に覚えがあるというか...な話といいましょうか...このブログは18禁じゃないんですが。
話が天塩川のように蛇行してしまいましたが、それはさておき。
これはンマいです!でもって超!薄味です。でも"噛み締めて味が深い"系統なんですよ。
同じシリーズで"オホーツク塩"みたいなのがあって、それは確かに塩分がアレでしたが、これは《塩分気にし隊》な同志にもお薦めかな?
世の中の趨勢な《塩分ありき!》みたいなそれとは違ってもう!全然塩分を感じないレベルです。だからまあ、各素材の味わいを"口が求めて"、結果としてよく噛むしよく味わうし、と。
これは好かったです。しっとり系生ふりかけの部類ですが、使われてるいろいろがそもそも味わいを持つ素材ですしね♪
これだけでなく、このシリーズを見かけたなら是非!ええもう!北海道を感じる好いアイテムなんじゃないでしょうか。
そんな訳で、何となくな区分ですが、本館&新館のふたつを今後も更新していってみようかと思います。
とりあえず...どっちもよろしくお願いします。