2012年6月15日 (金)
14か国の子どもたち
2012年6月7日(木)訪問
大阪市立南小学校
<訪問した演奏家>
五嶋みどり(ヴァイオリン)、オズガー・アイディン(ピアノ)
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繁華街の真ん中にある南小学校。ミナミと呼ばれる地域全体が校区です。
こちらの学校には、日本はもちろんのこと、中国、韓国、フィリピン、タイ、ブラジル、コロンビアなどの出身の児童もいて、現在は14か国の子どもたちが一緒に勉強しています。
この日の朝は、1〜3年生のクラス訪問。
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みんなヴァイオリンに興味津々で、
「(指板を指さして)黒い板はなんですか」
「(駒を指さして)どうしてついているんですか」
「うずまきになっているところはなんですか」
「ねじは何をするんですか」
「(f字孔を指さして)なんで穴があいているんですか」
「肩のところについてる白いのはなんですか」などなど、次々に質問が出ました。
Violin
子どもたちに配ったパンフレット
クラス訪問のあとは4〜6年生対象のコンサート。
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体育館の入り口で開演を待つ
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2人の問いかけに勢いよく手を挙げる子どもたち
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「ピアノは10本の指を使って、同時に別々の音を出すことができます」
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演奏中は静まりかえって
クラス訪問の時も、コンサートの時も、たくさんの質問が出て、演奏家や楽器のことについてたくさん知ろうとしている様子が印象的でした。
ご両親が深夜遅くまで仕事をしている家庭も多いと聞きましたが、子どもたちがそれぞれの家に帰って、今回のコンサートのことを家族に伝えて話をする、そんな光景があったらいいなと思います。
赤石衣里(ミュージック・シェアリング)