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内視鏡部について
本院および分院の内視鏡部では、各種内視鏡検査および治療を担当しています。外来・病棟からの依頼に加え、地域医療機関や他診療科からの治療依頼も受け入れています。分院も本院と同様に、内視鏡検査・治療を実施できる体制を整備しており、他診療科と連携した低侵襲治療も導入しています。
カンファレンスについて
各科と連携し、定期的なカンファレンスを実施しています。
本院では以下の通りカンファレンスを行っています。
■しかく毎週月曜日夕方:消化管系カンファレンス
■しかく毎週火曜日夕方:肝胆膵系カンファレンス
■しかく毎週木曜日夕方:内視鏡治療術前カンファレンス
■しかく毎週木曜日朝:リサーチカンファレンス
■しかく月1回夕方:病理学講座との合同症例検討会
■しかく週1回:内視鏡画像読影カンファレンス
リサーチカンファレンスと病理カンファレンスはweb形式とし、附属4病院で内容を共有しています。
内視鏡研修プログラムについて
当講座では、研修医・レジデントが数ヶ月単位でローテーションしています。研修プログラムは経験年数や症例数に応じて設定しています。上部消化管内視鏡検査は200症例以上の経験を有したうえで技術認定試験を実施しています。大腸内視鏡検査については、自立して実施できると指導医が判断した場合に認定試験を行っています。技能評価は日本消化器内視鏡学会認定指導医4名以上で行っています。
設備について
当部の装備に関しては、最先端の診断・治療技術を提供出来るように、内視鏡関連の設備・機器はほぼ全てのものを揃えています。具体的には、通常の電子内視鏡装置に加えて、狭帯域光内視鏡観察(NBI)や自家蛍光内視鏡(AFI)に対応する電子内視鏡システム合計12台、共焦点内視鏡1台、広角内視鏡スコープ2本、各用途に応じた一般用・特殊用途の電子スコープ数本、経鼻用極細径スコープなどがあります。
診療実績は以下の通りです。国内でもトップクラスの件数であると同時に内視鏡関連に関してはほぼ全ての分野で対応可能です。
診療実績
総検査数(2024.4〜2025.3)
2024年度:20,387
検診除く
2024年度:16,068
2023年度:16,212
2022年度:16,028
2021年度:15,882
2020年度:13,723
治療症例内訳(2024年度)
上部ポリペク・EMR・ESD:254
下部ポリペク・EMR・ESD:1,817
緊急:902
小腸内視鏡検査:196
ERCP:1,125
4病院総件数(2024年度)
本院:20,387
葛飾医療センター:7,000
第三病院:7,784
柏病院:7,257
連絡先
東京慈恵会医科大学内視鏡医学講座 医局長 小林雅邦
Kobayashi.Jikei.Endo@icloud.com