米国フロリダ州の高校で14日に起きた銃乱射事件の際、ドアを押さえて級友らを避難させ、自らは犠牲となってしまった中国系米国人の少年・王孟傑(ピーター・ワン)さんの葬儀が現地時間20日、同州の州兵により軍葬の礼に則り執り行われた。中国新聞網が伝えた。
現地時間14日に同州の高校で起きた銃乱射事件では、17人が死亡し、10数人が負傷した。事件発生当時、王孟傑さん(15)は級友たちが避難するのをサポートするため、ドアを支えて十数人の生徒と教師を脱出させたが、自身は正面から3発の銃撃を受け、亡くなった。王さんは生前、ウエストポイントの陸軍士官学校への進学を夢見ており、亡くなった際にも身につけていたのは軍事訓練用の制服だったという。王さんの死をうけ、彼のために軍葬の礼に則り葬儀を執り行うよう、数万人がホワイトハウスに嘆願していた。(編集TG)
「人民網日本語版」2018年2月22日
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