まるで香港映画のワンシーンのような事件が22日、香港粉嶺街で発生した。2台の乗用車に乗った強盗犯5人が金の加工工場から輸送途中だった約22000万香港ドル(約3億2000万円)相当の純金の延べ棒81本を奪い逃走したのだ。しかも驚くべきことに、強盗犯たちが使用した武器は胡椒スプレーと肉切り包丁2本のみ。香港警察が23日に発表した内容によると、この事件は新界北総区の重大事件としてすでに捜査本部を立ち上げているということだ。現在、容疑者5人と使用された車両2台を指名手配している。強盗被害に遭った車両には盗まれた延べ棒のほかにも約5000万香港ドル(約7億2600万円)相当の延べ棒6袋が積まれていたが、幸いこちらは無事だったということだ。中央テレビニュースが伝えた。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年11月24日
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