「今後、射撃のトレーニングはもうやらない」という簡単な一言で、「神の手」を持つ射撃選手が一線を退くことを表明した。新華網が伝えた。
11日、34歳になる杜麗選手は、リオ五輪射撃女子50mライフル3姿勢で銅メダルを獲得した。試合後の記者会見で、彼女は現役引退を示すコメントを行った。
出場した4回のオリンピックで、金2個、銀1個、銅1個のメダルを獲得した杜麗選手は、「グランドスラムを制覇した気分」と満足げに語った。
北京五輪後、ともに金メダルに輝いた龐偉選手と杜麗選手がゴールインした。その後、夫妻はともに、続くロンドン五輪と今回のリオ五輪に出場し、中国オリンピック代表団に多くの「愛」の要素を注ぎ込んだ。特にリオ五輪では、2人はそれぞれ2種目に参加し、銀1個と銅2個のメダルを獲得した。
杜麗選手は、「みんなが私たち夫婦に関心を抱いてくれた。2人が出場した4種目すべてで金メダルと期待されたが、それはかなわなかった。これがオリンピックだ」と話した。
夫妻2人は計3度、リオの表彰台に立ったが、残念ながら金メダルは逃した。だが、彼女は、「銀1個、銅2個で十分満足している。私たちはメダルの数で勝利した」と笑いながら話した。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年8月15日
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