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世界一の古墳博物館を見学する

人民網日本語版 2016年05月04日15:30
写真出典:東方IC写真出典:東方IC写真出典:東方IC写真出典:東方IC写真出典:東方IC写真出典:東方IC
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5月2日、観光客が河南省洛陽市の古墳博物館を見学していた。同市のボウ((注記))山の古墳の年代は古く、種類と数量の多さは世界一を誇る。なかでも同市の北ボウ山頂に建つ古墳博物館は世界一の古墳博物館である。館内は歴代の代表的な墳墓、北魏帝王陵、壁画館の3つの展示エリアに分かれている。また歴代の代表的な墳墓エリアは更に地下と地上に分かれている。博物館は前漢から金の時代までの代表的な墳墓25基をそのまま運び込み再現しており、展示品約600点が展示されている。

古墳博物館は墳墓を象った館内に古代墓室建築、出土品、玄室の壁画、煉瓦彫刻、文物がおさめられていた空間や環境をあらゆる角度から展示している。ここ数年、「鬼吹灯」や「盗墓筆記」など墓荒らしをテーマとした小説や映画のリメイク作品が流行しており、静けさに包まれていた古墳博物館には大勢の古墳愛好家が見学に訪れるようになった。

なかでも最も素晴らしいのが地下展示館で、前漢から金の時代までの代表的な墳墓、北魏帝王陵、古墳の壁画など25基の墳墓が展示されている。その地下展示館に足を踏み入れると、墳墓の天井、壁、床のタイルから棺にいたるまで全てオリジナルであり、照明には赤や緑が使われていて、もともと薄寒い墳墓のイメージをさらに効果的にしており、観光客らの恐怖を倍増させていた。

国内外の他の場所でよく見られるのは帝王陵で、その陵墓は地下宮殿を彷彿とさせる威厳を誇っているが、古墳博物館に陳列されている多くは家族の墓だ。家族が合葬されている墓の入り口から観光客が入っていくといくつもの玄室と入り口を目にすることができる。観光客が中に入ったのを見てから、解説スタッフが後ろの入り口は開かずの扉になると説明すると、観光客は驚いて外へ出ようと押し寄せていた。

墓の入り口はどれも低く、腰をかがめないと入れないのはなぜなのかと不思議がる観光客に対しては、解説スタッフが「これらの墓は地下にあったもので、もともと生きている人が入室するよう設計されていない」と答え、観光客を震えあがらせていた。ある墓の入り口の通路の突き当りには女性が門扉を覆い、身を乗り出している壁画が描かれていた。奇妙に感じつつもどんな意味があるのかわからない観光客が解説スタッフに質問すると「これらの絵の意味は門の後ろにはまだ無限の空間が広がっていることを表現している」と説明していた。

館内にはほかにも様々な玄室壁画が展示されており、仙人、鬼退治、四神(東の青竜・南の孔雀・西の白虎・北の玄武)、神話、歴史物語、天象一覧図、埋葬者の生活シーンなどが壁画の中に描かれている。壁画の技法は、戦国時代以降の絵画、彩色芸術を継承、発展させており、後世の絵画、レリーフに大きな影響を与えている。(編集JK)

(注記)ボウ山のボウは亡におおざと。

「人民網日本語版」2016年5月4日

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