2015年12月21日

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人民網日本語版>>科学技術

<企画>2015年の考古調査、新発見を振り返る

人民網日本語版 2015年12月21日13:55

江西省南昌市にある前漢の海昏侯墓の発掘調査で重要な発見があり、2万点あまりの貴重な文化財が出土した。汚泥除去を終えた沈没船「丹東1号」が、真の姿を見せ、専門家はこれを甲午戦争(日清戦争)の海戦に参加した、北洋艦隊の致遠艦であることを確認。中国の陸地・水中発掘調査は2015年に多くの成果を手にし、喜ばしい情報が続いた。

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江西省南昌市にある前漢列侯墓園

発掘調査ですでに2万点あまりの文化財が出土している。国家博物館の研究員で青銅器の保護と修復を専門とする楊小林氏(女性)は、「すべての物品の修復には数十年かかる可能性もある」と語った。今はすでに主棺の整理段階に入った。文化財保護のため、考古学の専門家チームは「まず柩の中の副葬品を取り除き、全体的な体積を縮小、重量を減量させたあと、低酸素実験室に移動させる」と話す。

屏風に描かれている最古の孔子像

大量の金製品

10トン余りの前漢時代の銅銭

9つの青銅の鼎

考古学者によると、古文書に記載されている通り、東晋の時代に江西で大地震が発生し、この海昏侯墓の自然の防護壁を形成した。西暦318年に豫章郡で発生した大地震により、海昏など豫章郡の県が鄱陽湖に沈んだ。海昏侯墓の墓室が崩れ、地下水に埋もれた。当時の人々が水中の墓を荒らす条件を備えていなかったことから、墓は盗掘を免れた。

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沈没船「丹東1号」は甲午海戦の「致遠艦」と判明

国家文物局水中文化遺産保護センター、遼寧省文物考古研究所は2013-15年にかけて、「丹東1号」水中考古調査プロジェクトを実施した。遼寧省の関連部門が2015年11月7日に発表した情報によると、国家文物局、中国社会科学院考古研究所、北京大学、中国甲午戦争(日清戦争)博物館、中国船舶重工集団公司第701研究所などの各機関・各分野の専門家は、同船が1894年の甲午海戦に参加した、北洋艦隊の致遠艦であるという結論を導き出した。>>詳細へ

考古学者によると、致遠艦と判断できる最も直接的な証拠は、3枚の磁器だ。そのうち2枚の磁器には篆体で「致遠」の2文字が記されており、残りの1枚の破片には篆体で「致」と記されていた。

これは中国の近年における水中考古調査の重大な成果であり、中国の近代史、甲午海戦、世界の海軍艦艇の歴史の研究に貴重な実物資料を提供した。

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兵馬俑坑から弩が発見、射程距離はAK-47の2倍か

秦兵馬俑坑は秦の始皇帝の陪葬坑で、1・2・3号坑と兵馬俑坑からなる。今年2月、保存状態が良好な弓弩が、1号坑の第11洞で発見された。これまでに100以上の弩が見つかっているが、これは保存状態が最高で、弦や本体の部分の輪郭が鮮明だ。弦の材料は、動物の筋だったと推測できる。専門家によると、弩は古代に発明され、戦国時代になると武器として広く活用された。>>詳細へ

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北京原人が火を使った新たな証拠が発見

周口店の北京原人遺跡は、北京市房山区周口店竜骨山に位置する。同遺跡は今年7月、2011-2014年に第1地点(猿人洞)で実施した緊急発掘調査の成果を発表した。中国科学院古脊椎動物・古人類研究所研究員の高星氏によると、猿人洞第4層はこれまで「灰燼層」と記録されていたが、その中には北京原人が火を用いた証拠が残されている。>>詳細へ

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中国で新たな古代人が発見、1万4000年前に生息

雲南省文物考古研究所と豪ニューサウスウェールズ大学の最新の研究成果「中国西南部の更新世後期と古代人の密接な関係を裏付けるヒト大腿骨」が米国現地時間12月17日、世界的に有名な学術誌「PLoS ONE」の電子版に掲載された。人類史から「失踪」した新たな人種を、再び時間の座標上に置くようになった。雲南省蒙自市の馬鹿洞から新たに発見されたこの化石は「高度に独特」な、現代人と古代人を混ぜた特徴を持つ。この人種は今から1万4000年ほど前に生息し、大型のシカ類と共同生活を送っていたため、「馬鹿洞人」と命名された。>>詳細へ

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地図で見る 2015年に発見された恐竜の足跡

詳細はこちら:

縦60センチ・横20センチほどの「大物」】 【約1億8000万年前の恐竜の化石】 【中国で最も「若い」恐竜の足跡

羽毛の生えた恐竜】 【カーブ状の足跡】 【保存状態が良好の草食恐竜

(編集SC)

「人民網日本語版」2015年12月21日

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