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雲南魯甸地震 息子に捧げる最後のぬくもり

人民網日本語版 2014年08月06日12:51
瓦礫から見つかった息子の枕に鼻をつけ、匂いを嗅ごうとする卯昌学さん息子を抱く卯昌学さん息子にきれいな服を着せる卯昌学さん息子を失い、声にならない涙を流す卯昌学さん9時間にわたり素手で作業をし、肉刺だらけになった卯昌学さんの手徐々に体温を失っていく卯昌学さんの息子の手
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「お前は早く家に戻れ。息子がまだ家で寝てる」--。3日、雲南省昭通市でM6.5の地震が起きた瞬間、卯昌学さんと妻は震源地付近の魯甸県竜頭山鎮でお菓子を販売していた。中国網が伝えた。

卯さんは真っ先に妻を家に走らせた。家までの距離500メートルを夫婦は全力で走った。しかし、家の前に着くと夫婦は言葉を失った--家は廃墟と化していたのだ。「息子がまだ中に!早く掘るんだ!」。余震が続く中、卯さんと妻は素手で瓦礫をかき分けた。夜になり、雨が降り始めたが、夫婦は夜を徹して作業を続けた。彼らにとって一生で最もつらい夜だった。やがて空が明るくなり始め、付近の村民たちが手伝いに駆けつけた。みんな一言も言わず、7-8人の農民が黙々と素手で瓦礫をどけ続けた。息子のおもちゃも出てきた。妻は涙を流しながら、それでも瓦礫を掘り続けた。

救助隊員が到着し、9時間後にやっとコンクリートを割ることができた。息子・卯升龔君の枕が見えてきた。卯さんは飛び降りると枕を抱いて号泣した。救助隊員がゆっくりとコンクリートの屋根をどけたとき初めて、屋根全体が升龔君の寝ていたベッドの上に落ちてきたことがわかった。目の前の光景に、夫婦は足元から崩れ落ちた。その場は静寂に包まれ、夫婦の叫び声が響いた。「ごめんね、ごめんね!」父親は両手で目をつぶったままの息子を抱きしめた。(編集SN)

「人民網日本語版」2014年8月6日

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