語学能力試験について
海外の多くの大学機関が留学の応募資格として語学能力試験のスコアを課しています。一般的に留学要件として求められる試験を紹介します。また、先方の大学が応募資格としてスコアを要求することがなくとも、授業の受講や留学先での生活を円滑にする上で語学能力を向上させる必要がありますので、留学に備えて受験をお勧めします。
言語
試験名
目安レベル
関連機関等
英語
TOEFL® (Test of English as a Foreign Language)
72〜
ETS公式サイト:http://www.ets.org/jp/toefl/
TOEFLテストのスコアは、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダの大学をはじめとした、130ヵ国9,000以上の機関が、英語能力の証明、入学や推薦入学、奨学金、卒業の基準として採用しています。現在は、TOEFL iBTテストが主流です。
TOEFLテストのスコアは、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダの大学をはじめとした、130ヵ国9,000以上の機関が、英語能力の証明、入学や推薦入学、奨学金、卒業の基準として採用しています。現在は、TOEFL iBTテストが主流です。
IELTS (International English Language Testing System)
5.5〜6.5
IELTSとは:http://www.britishcouncil.jp/exam/ielts
イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの大学や大学院では、IELTSのアカデミック・モジュールでのスコアを入学選考基準として採用しています。留学、海外での就職、移住などのために英語力を証明するための試験として世界135ヵ国10,000以上の機関が採用しており、英語力証明のグローバルスタンダードテストとして認知されています。世界で年間290万人が受験しています。
イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの大学や大学院では、IELTSのアカデミック・モジュールでのスコアを入学選考基準として採用しています。留学、海外での就職、移住などのために英語力を証明するための試験として世界135ヵ国10,000以上の機関が採用しており、英語力証明のグローバルスタンダードテストとして認知されています。世界で年間290万人が受験しています。
TOEIC (Test of English for International Communication)
Listening:400-
Reading:385-
Speaking:160-
Writing:150- TOEIC公式サイト:http://www.iibc-global.org/toeic.html
留学受入機関の語学水準として基準になることはあまりありませんが、日本国内では就職の際などに英語の公的試験として評価されることがあります。上記の試験よりも安価で受験できるので、実力把握のために活用することができます。
本学生協でTOEIC L&R IPテストの受験を申し込むことができます。詳細はこちら。
Reading:385-
Speaking:160-
Writing:150- TOEIC公式サイト:http://www.iibc-global.org/toeic.html
留学受入機関の語学水準として基準になることはあまりありませんが、日本国内では就職の際などに英語の公的試験として評価されることがあります。上記の試験よりも安価で受験できるので、実力把握のために活用することができます。
本学生協でTOEIC L&R IPテストの受験を申し込むことができます。詳細はこちら。
ゲーテ・インスティトゥート検定試験
B1~B2
ゲーテ・インスティトゥート
http://www.goethe.de/lrn/prj/pba/jaindex.html
藝大生向け 団体受験学内申込制度(×ばつGLOBAL)
http://global.geidai.ac.jp/international/language_study/goethe-zertifikat/
http://www.goethe.de/lrn/prj/pba/jaindex.html
藝大生向け 団体受験学内申込制度(×ばつGLOBAL)
http://global.geidai.ac.jp/international/language_study/goethe-zertifikat/
CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)について
CEFRとは、Common European Framework of Reference for Languagesの略称です。 20年以上の研究の末、2000年に、欧州評議会(Council of Europe)によって公開された枠組みで「ヨーロッパの言語教育の向上のために基盤を作ること」を目標としています。言語の枠や国境を越えて、異なる試験を相互に比較することが可能です。
現在は、欧州を中心に各地で利用され、40言語に対応しています。CEFRは、外国語の熟達度をA1、A2 、B1、B2、C1、C2の6段階に分けて説明しています。CEFRの等級は、その言語を使って「具体的に何ができるか」という形で言語力を表す「can-do descriptor」を用いて分かりやすく示しています。
<6段階の共通参照レベル:Six levels of foreign language proficiency>
熟練した
言語使用者
Proficient User C2 ほぼすべての話題を容易に理解し、その内容を論理的に再構成して、ごく細かいニュアンスまで表現できる
言語使用者
Proficient User C2 ほぼすべての話題を容易に理解し、その内容を論理的に再構成して、ごく細かいニュアンスまで表現できる
C1
広範で複雑な話題を理解して、目的に合った適切な言葉を使い、論理的な主張や議論を組み立てることができる
自立した
言語使用者
Independent User B2 社会生活での幅広い話題について自然に会話ができ、明確かつ詳細に自分の意見を表現できる
言語使用者
Independent User B2 社会生活での幅広い話題について自然に会話ができ、明確かつ詳細に自分の意見を表現できる
B1
社会生活での身近な話題について理解し、自分の意思とその理由を簡単に説明できる
基礎段階の
言語使用者
Basic User A2 日常生活での身近なことがらについて、簡単なやりとりができる
言語使用者
Basic User A2 日常生活での身近なことがらについて、簡単なやりとりができる
A1
日常生活での基本的な表現を理解し、ごく簡単なやりとりができる
<参照>※(注記)2024/10時点
ブリティッシュ・カウンシル, CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)
<https://www.britishcouncil.jp/programmes/english-education/updates/4skills/about/cefr>
See the Japanese page for more details.