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And juseppe loves her

にたないけんの生存と残像と記録

9月20日(土)
9:00起床
さっとシャワーを浴びたのち朝食会場へ
じゃっくさんと遭遇
納豆や豆腐やカレーライスを食している
吾輩は生野菜中心にメインはお決まりのふーちばーじゅーしー
「わたしはたまたま起きてしまったから朝御飯を食べにきただけであって、まだまだ寝られるので、これから二度寝をします」と何も聞いてないのにじゃっくさんはそう言い放ち朝食会場をあとにする


部屋に帰って日課の返信祭り&今日のライブのセットリスト決め
昨日の曲目とは全然違った感じにしよう
なんせ今回のジョズエ沖縄ツアーは3日間毎日観に来るお客さんがいる
東京から来てる人もいるし海なし県の岐阜から来てる人もいる
それなのに毎回代わり映えのしない曲目ばかりやっていたらバンドの器が知れるってもんである

セットリストをメンバーに送信
ケーゴさんは朝からどっか出かけてハンバーガーを食ってるらしい
うーちゃんは散歩
そうくんは早朝カラオケでトランペットの練習
どこにもいかないにたない

ふと思い立ち、ホテルに備え付けの洗濯機と乾燥機を使って洗濯


11時くらいにミズオチくんからLINE
「どっかでキメませんか」とのお誘い
もちろんやがな
飲みの誘いにだけはすぐに起立するにたない


出かける準備をするためにコンタクトレンズをつけようとケースを開けたら
レンズが2倍くらいの大きさに肥大していて、しかも周りの縁がくしゃくしゃになっていて、まるでクラゲのような見た目になっている
なんぞ!?なにが起きた??誰ぞ我をたばかるつもりか!!と怒号したのち、昨日MaxValueの2階のドラッグストアで買ったコンタクトレンズ洗浄液のパッケージをよくよく見ると"ハードレンズ用"と書いてある
今回のツアー、洗浄液を自宅に忘却したので、薬局で買ったはいいが、なんと知らずに間違えて買っていたのだ
我が所有のレンズはソフトコンタクトレンズである

こんなぶよぶよのぎざぎざのクラゲ状のコンタクトレンズを眼に装備するなんてどう考えてもよくない
わかっていながらも装着してみると、激しく痛い
沁みるというよりは目に砂が入ったときのようなごろごろした異物感
すぐにはずす


今から言うことは、良い子も悪い子も真似しないことを推奨するのだが
一度、寝る前にはずしたコンタクトレンズをケースに入れたつもりが入ってなかったようで、翌朝ケースの横でかぴかぴのかちかちに乾ききってる状態のレンズを発見したことがある
そのときはまだ開封して3日目しか経ってなかったので、捨てるにはもったいなさすぎると思い、試しにそのかちかちのレンズをそのまま洗浄液に浸して復活を祈願して数時間待ってみたところ、見事ぷるぷるのうるうるにレンズが復活
引き続き使用してもなんの問題もなかった


その例があったので、今回もコンビニでソフトコンタクトレンズ用の洗浄液を急いで調達、とりあえずその中に漬けこんでおけば復活するかもしれない
だってあと3日間の沖縄生活をメガネで過ごすなんて嫌にも程があるじゃないすか
そう願いながらひとまずメガネで那覇の街に繰り出すのであった


天気は快晴
日差しが痛い
その痛い日差しの中を、牧志駅前のアスファルトにぶっ倒れてるじいさんがいる
皆見て見ぬふりである

今までの体感で言うと、那覇には野生のオーラをまとったブルージーなじいさんが多い
特に牧志駅前は多い
朝から木陰に集まって缶チューハイを飲んでいる
きらびやかな観光地ではあるが、闇もしっかりある
大阪でいう新世界とよく似た雰囲気だ


国際通りで、うーちゃん、そうくん、ミズオチくんと合流
「なんか目赤いよ」と言われたのでさっきのコンタクトレンズの件を説明
一路、節子鮮魚店へ向かう


店内誰もおらず
ここは観光客にあまり知られてないので静かなのだ
颯爽と外にある氷水の張ったトロ箱から缶のハイボールを取り出してテーブルにつく
酒は自分でとってくるスタイルだ

11:30
飲酒担当であるジョズエの4分の3とイヌガヨの3分の1が集結
モーニング開始


つぶ貝
白ミル貝
刺身酢味噌和え
山羊刺し
生牡蠣
タマン(ハマフエフキ)のバター焼き
豆腐蓉
スミイカの塩辛黒造り
タコとオリーブのレモン和え
もずく春巻き

4人で来たというのを最大限に活用して海の幸の贅を堪能
オールブルーってここにあったんだね、サンジにおしえてあげたい、とか適当なことをぬかす

全体のスコアとしては、缶の酒をそれぞれ3本ぐらいと、白ワインが2本空く

途中我々よりあとに入ってきた若いカップルが、入ってきた瞬間から悪い予感はびしばししていたのだけど、特に女の子の方
「おすすめってありますかー?」
店員のおじさん「なんでも好きなものを言ってくれれば」
「えー!おすすめが食べたーい!」
店員「今日は貝がたくさん入ってるけど」
「えー!わたし貝無理!あ、ホタテなら食べれる!ホタテくださーい!」

北海道産のホタテを沖縄で食うという珍奇な行為のうえ、注文はそれしか頼まず、あとは缶ビール
そしてどうやら女の子のほうが酒に弱いと思われ、見るからにぐでぐでに変貌していき、男へ膝枕を要求、横になり始める
そのあとさらに行動がエスカレートしていき、女の子のほうが男の膝の上に座って馬乗り状態になり、抱擁かつ深めの接吻が開演、「誰にも迷惑かけてないしいいじゃ〜ん」とは女の子のほうの言い分、男は抵抗せずにされるがままになっている

男もさすがに何も言わなさすぎだし、もしかしたらカップルではなく、ホストの同伴的なものかもしれぬと思ったが、真相は定かではない
お店のおじさんもやんわりと注意しているのが見える
ホタテしか注文してないし、ろくに食ってないし、酒も少ししか飲んでない
吾輩は酒場に性を持ち込んでくる輩がでえっきれえである
こんなに素晴らしい店なのに、そのカップルの節子鮮魚店への愚弄にムカついてきて、これ以上行為がエスカレートしたら「おまえら不愉快だからホテル行け」と通告してブチギレる準備をしてたら、女の子がつぶれて前のめりにつっぷして寝てしまう
13時である
なにこれ?異世界ファンタジー?

そのあとは女の子がしばらくトイレに立てこもり、出てきたら会計して出て行った
その去った席に、昨日の浦添のライブに来てくれた福岡から来たお客さんが1人で来て座ったので会釈


14:30ぐらいに会計して退店
歩いてホテルに戻る

コンタクトレンズを見てみると、見事に復活している
それ見たことか
意気揚々と装着
違和感無し
前島barよなきへ徒歩で向かう


夜はライブ
オープニングアクトにヨシムラタカシ&まきやしほ
ヨシムラさんはMCが毎回面白いのでずるい

やはり目が痛い
痛いというかゴロゴロする
結局この日はライブ前もライブ中もライブ後もずっと目が不調だった


ワンチャイコネクション
那覇のバンド
ギター2本が大爆音
COWPERSやpixiesみたいな古き良きオルタナティブソウルを感じてカッコいい
京都の、メシアと人人(っていうバンド名です)も感じたな
東京に呼びたい

イヌガヨ
アンコールでやった『俺のファズ』の時にギターの音が鳴らなくなる
そのままギター無音のまま駆け抜けるも、最後の曲終わりにやっとファズギターが鳴って、そのあまりのドラマチックさに感動

HARAHELLS
ドラムボーカルとギターボーカルの女性2ピース
東京の友人に「ハラヘルズかっこいいよ!」と言われていたので楽しみに観る
食べものに関する歌しかない
面白いし曲が良いし演奏も上手い
脱力の究極なのでは
物販類のデザインも素晴らしい
ブルーズやレゲエ等のブラックミュージックへのルーツも感じて、言うことない
東京に呼びたい

最後はジョズエ
アンコールで、ダムドのニニニ


ごめんごめんと終演後に遅れてやってきたヨシキさんと会話
なんか安室奈美恵主宰の?花火があったらしい
空を無数の光るドローンが飛んで花火を演出して圧巻とのこと
動画を見せてもらったら、ほんとにすごい
ほんとにすごいが、これからの時代、花火職人の技術も要らなくなってしまうんだろうか


barよなきは店を閉める時間が決まってるので
(普通はそう、おとといの「寿来」も昨日の「Groove」も別にいつまで居てもいいよっていうスタンスは稀有)
23:30くらいだったかな?店を出る準備
ヨシムラさんはこれから所作バーだか水星だかに飲みに行くとのこと
一緒に行きたかったけど、目がごろごろしてストレスだったのと、あまりの空腹につき、離脱
そうくんとじゃっくさんと共にホテルまで徒歩


3人でMaxValueで晩酌の買い物
肴は、とんぼまぐろの刺身、中身汁、オクラと昆布をどうにかこうにかしたもの、を購入
中身汁ってのは沖縄版の豚モツ煮みたいなもんです


ホテルの部屋に戻って着替えて、1階のロビーにある電子レンジで中身汁を温めていたら、外から帰ってきた岡部さんと遭遇
「え?いま帰ってきたんすか?」
「1回部屋にベース置いてな、さっきまで国際通りんとこで路上ライブしてきたわ」
「え?あのあと路上ライブしに行ってたんすか!?すご!タフですね」
「それがな、結構お客さん観てくれてな」
「へー、めっちゃいいすね」
「投げ銭も結構入ってん」
「へー!!あ、あったまった、じゃあ、おやすみなさい」


そのあとは『晩酌の流儀2』を観ながら晩酌
買っておいた納豆とマグロの刺身を一緒に食うとすこぶる旨い
2話分観たあとに就寝
明日はライブ最終日だ



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