IoT Dojo オープンキャンパス参加レポート
コンピュータサイエンス専攻学部3年の佐々木 光です.この度,2023年7月23日に開催されたオープンキャンパスに"戦略的教育プログラム「道場」"の1つとして私が所属するIoT Dojoが参加させて頂きました.この記事では,その様子をBlog記事とします.
私達IoT道場は学部3年生5名[荒井 十視,佐々木 光,鈴木 飛鳥,山下 直希,吉野 啓汰]とメンターとしてクラウド・分散システム研究室に所属する学部4年生梅田 拓哉さんの計6名で活動をしています.今回はその内4名が参加をしました.
私達はBluetoothを利用したマルチホップ通信における経路選択とセンサデータの送受信を行うシステムを作成しています.ユースケースとしてセンサデータを活用した公園のトイレとゴミ箱の管理を想定し,通信経路やトイレとゴミ箱の利用状況を可視化することで広い公園に点在する通信機器の状態把握とトイレやゴミ箱の清掃頻度(回数)の最適化を期待しています.
今回のオープンキャンパスでは"BLEマルチホップ通信の経路選択および取得データの送受信"をポスター,スライドによる概要説明と動画を用いた管理システムの画面遷移についての解説に加え,センサデータの送受信を行うデモンストレーションを行いました.
今回最も苦戦したことは,高校生達に正しく伝わるように内容を端的に纏めることです.内容の取捨選択と表現の工夫にはメンターの梅田さんと指導教員の串田先生から頂く助言がとても頼りになりました.また,今回のオープンキャンパスが初めて人前でのデモンストレーションを行う機会であった為,とても緊張しました.
しかし,実際に訪れてくれた高校生が機材に興味を持ってくれた時や,内容に対する理解が得られたことを実感した時には嬉しい気持ちが大きかったです.更に,他道場と共有スペースでの発表であったため,その様子や取り組みについても知ることが出来て有意義な経験となりました.
オープンキャンパスは私達の活動を初めて公に発表する経験でした.発表の流れや,個々の内容についての反省点もありますが,多くの方に見てもらえたことでより良く伝わる表現と内容を学ぶことが出来ました.システムの完成に向けた夏休み中の活動では学びを生かして取り組みを行いたいと考えています.
2023年7月30日 (日)