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[画像:Photo]
江戸時代、日本を統治した徳川将軍家。
その3代将軍「徳川家光」の描いた絵がここ最近話題になっています。
「将軍さまの描いた絵だ!さぞかし威厳のある絵だろうと」気負って絵を見てみると・・・
[画像:Photo_2]
「えっ!?これ鳳凰図って書いてあるけど、ひよこじゃん!」
肩透かしをくらい、拍子抜けしました。
しかしながら、数日経っても「鳳凰図」のことが頭の片隅にひっかかり、
たびたび「鳳凰図」を見ては「鳳凰って言うより、ひよこじゃん!」と何度も脳内でツッコミを入れる始末。
下手な変な絵とバカにするというよりも、見るたびに親しみが増して、ほっこりした気持ちになるんです。
そんな折、100均のおもちゃコーナーの片隅でゼンマイで動くひよこのおもちゃ「ぴょこぴょこピヨコ」を見つけ
これで大好きな鳳凰を立体化できるじゃないか!しかもゼンマイで動くよ!なんて素敵なんでしょう!と思いつき早速購入。
以前もゼンマイおもちゃを加工して工作した事があるのですが・・・
粘土を盛ったら重くなって動きが鈍くなり、ゼンマイをいっぱいまで巻いたらパワーが強くなるんじゃないかと思い
ゼンマイを限界まで巻いたら・・・・ゼンマイ部分が壊れて動かなくなってしまった苦い失敗があります。
今回は失敗しないように、出来るだけ重くならないように苦心しました。。
民芸品の張子にヒントを得て、新聞紙や和紙をノリで貼り合せて形を作りました。
一部、くちばしやふっくらさせたいところは「かるい紙粘土」を使用しました。
[画像:2]
本体部分ができて、「尾っぽ」にとりかかるのですが
楽して綺麗に作ろうと思い、造花の葉っぱを黒く塗装しました。
思った以上に素敵にできたのですが・・・・
尾っぽが重くてぴょこぴょこと跳ねなくなってしまいました・・・
理想的な綺麗な尾っぽですが、残念ですが使えません。トホホ・・・
[画像:Photo_4]
軽い尾っぽをいかにして作るか!
尾っぽに生えた羽を作るのが面倒くさいので何か既製品を塗装して楽にできないかと考えたのですが、
いい案もなく、結局地道に針金と黒画用紙で作りました。
貼り合わせた黒画用紙を羽根に見えるようにカッターで切っていく作業は地味で面白みもなく、途中で飽きてなかなか思うように進みませんでしたが、「面倒でもこれを仕上げないと「鳳凰」ができあがらないんだぞ!」と自分を奮い立たせてなんとか作りました。
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造花の尾っぽとくらべると貧相ですが、鳳凰図の間抜けた感じにはこちらのほうが合っているようです。
結果オーライです。
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理想的な「家光の鳳凰」ができあがりました。
おみやげの民芸品のような手づくりのちょっとしたいびつな感じ、
部屋のお気に入りの棚に飾って置きたくなるような親しみやすさ。
[画像:Photo_7]
あまり得意ではないですが折角なので動画もとってみました。[フレーム]
尾っぽがついた分、動きが悪くなりましたが
それでも「動く鳳凰」が見れて感激しました。
動くとこりゃまたまたかわいい!カメラのほうに向かって来てくれたのは奇跡!
[画像:Photo_8]
立体ならでは!
前から見た目もかわいい!!
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まるまるしているのがカワイイ!
投稿: | 2021年3月19日 (金) 12時39分