主要作品紹介【へいけにょごのしま】

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『平家女護島』「鬼界が島の段」

概要

「近松の自筆草稿も残る時代物の名作」
【初演年】
享保4年(1719年)8月12日
【初演座】
竹本座
【ジャンル】
時代物
【構成】
五段
【作品の概要】
『平家物語(へいけものがたり)』から、俊寛僧都(しゅんかんそうず)のエピソードを中心に、僧・文覚(もんがく)と源氏の関わり、平清盛(たいらのきよもり)の死の様子など、様々な材を取っています。さらに、能『俊寛』の影響も受けた作品です。
【作品の現在】
初演以来、「鬼界が島の段」を中心に、江戸時代を通じて上演されていました。幕末から近代にかけては上演が途絶えがちでしたが、昭和5年(1930年)に復活上演されて以来、徐々に上演頻度が高くなり、今日では人気作のひとつとなっています。

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