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「!!気になる!! 将来のゆめ調査」
学校法人別府大学明星小学校 3年
加藤 大司
学校中の人に将来の夢についてアンケートを取って、その内容からわかったことをまとめています。120人に協力してもらうのは大変だったと思います。項目として面白いのはおうちの人の希望も聞いて、自分の夢と同じか違うかまで調べているところです。意見の違いで大人は現実的だなあと思いました。
グラフは、円グラフと棒グラフの2種類を使い分けており、その横にわかったことをまとめているのですっきり見やすい構成になっています。
みんなの意見を調べて、自分の今後に生かしていこうとしている姿勢がとてもよいですね。自分の夢がかなうよう頑張ってください。
「あなたは気づいてる? 共働き家庭の現状」
大分県立鶴崎工業高等学校 2年
高橋 琥珀
現在の共働き家庭の実情を、事実としてデータを根拠としながら現実味をもたせた作品になりました。皆が何となく感じていた現状を露にしています。
どのグラフをみても、夫よりも妻の負担の大きい家庭が多いことが明らかであり、結果的に、世の中の共働き家庭に対して、解決すべき問題を突き付けています。
全体的に明るい色使いで、グラフの背景もスポンジやフライパンといった家事にまつわるグッズを用いて家事の楽しさを感じさせながら、タイトルを明朝体にすることで、緊迫した雰囲気も伝えています。
「music of my life 〜音楽のチカラ〜」
大分県立鶴崎工業高等学校 3年
赤坂 陽夏
作者にとって音楽は、なくてはならないものなのだろう、ということが伝わる作品です。
音楽への無関心層が半数近くであることに注目し、なぜそのような結果になっているのかをグラフを示して考察しています。昔を知る世代から見ると、CDだけではない市場や、コロナ禍による音楽業界の変化など、現在の音楽との関わり方の多様さに驚かされました。
目を引くギター以外にも、グラフの表し方として、レコードを円グラフに見立てたり、五線譜に載せたり、イコライザー風にしたりと作品全体が音楽で溢れており、工夫された色選びも相まって、見る人に洗練された印象を与えています。