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  5. 藤谷 雄二 主任研究員が大気環境学会進歩賞を受賞
2016年10月6日

受賞のお知らせ 〜
藤谷 雄二 主任研究員が大気環境学会進歩賞を受賞

概要

受賞者氏名: 藤谷 雄二 (環境リスク・健康研究センター)
賞の名称: 大気環境学会進歩賞
授賞機関: 大気環境学会
受賞年月日: 2016年9月8日
受賞対象: ナノ粒子の発生法ならびに粒径・濃度の測定・制御に関する実験的研究

ひとこと

粒径100nm以下の気相中のナノ粒子をはじめとするエアロゾルの測定等に関するこれまでの研究に関して学術上の業績を評価していただき、このたび大気環境学会進歩賞をいただくことができました。私はこれまで大気環境、あるいは工業ナノ材料を扱う作業環境におけるナノ粒子の曝露評価をはじめとするフィールド観測に取り組んできており、特に沿道大気におけるナノ粒子の長期的な濃度変動や空間分布、あるいは工業ナノ材料の作業環境におけるナノ材料の発塵濃度や、その存在形態を詳細に明らかにしてきました。また、燃焼発生源から排出される半揮発性物質、いわゆる凝縮性ダストの問題にも早くから取り組み、その研究成果により、PM2.5等の排出インベントリの精緻化が期待されています。この受賞を励みに、今後とも一層精進していきたいと思います。

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