2016年12月28日
国立環境研究所における
「東アジアの草原生態系に関する温暖化研究」の
これまでの研究プロジェクト
国立環境研究所では、アジアに関する温暖化研究を行っています。ここでは、その中から、東アジア草原生態系の炭素収支に関するものについて、そのあゆみを紹介します。
年度
課題名
2000
【環境省地球環境総合推進費FS】東アジア草原生態系における炭素収支の推定と指標生態系の策定に関する予備的研究
【環境省地球環境総合推進費FS】東アジア草原生態系における炭素収支の推定と指標生態系の策定に関する予備的研究
2001 〜 2003
【環境省地球環境総合推進費B-13】温帯高山草原生態系における炭素動態と温暖化影響の解明に関する研究
【環境省地球環境総合推進費B-13】温帯高山草原生態系における炭素動態と温暖化影響の解明に関する研究
2001 〜 2004
【文部科学省(海外研究B)】青海・チベット草原生態系のおける炭素循環のプロセスとメカニズムの解明
2002 〜 2006
【環境省地球環境相互応推進費S1】21世紀の炭素管理に向けたアジア陸域生態系の統合的炭素収支研究「サブサブテーマ:温帯高山草原生態系における炭素の吸収、放出及び蓄積の総合評価と温暖影響の解明に関する研究」
2005 〜 2008
【環境省地球環境保全試験研究費】チベット高原を利用した温暖化の早期検出と早期予測に関する研究
2006 〜 2010
【国立環境研究所中核研究プロジェクト1】温室効果ガスの長期変動メカニズムとその地域特性の解明
2009 〜 2012
【科学技術振興機構二国間研究交流研究】青海・チベット・モンゴル高原における草原生態系の炭素動態と気候変動に関する統合的評価と予測
2011 〜 2015
【国立環境研究所温暖化プログラムPJ1】温室効果ガス等の濃度変動特性の解明とその将来予測に関するプロジェクト
2011 〜 2015
【国立環境研究所生物多様性プログラムPJ3】人為的環境撹乱要因の生物多様性影響評価と管理手法に関する研究
2013 〜 2017
【環境省地球環境保全試験研究費】アジア陸域の指標生態系における温暖化影響の長期モニタリング研究
2016 〜 2020
【国立環境研究所自然共生プログラムPJ3】広域環境変動に対する生物生態系応答機構解明と適応戦略
本号で紹介した研究は、以下のスタッフにより実施されました(所属は当時、敬称略、順不同)。
研究担当者
-
国立環境研究所唐艶鴻、田村正行、伊藤昭彦、小熊宏之、古松、崔驍勇、下野綾子、沈海花、李載錫、李毳、張永強、斎藤誠、曹入尹
共同研究者
-
農業環境技術研究所川島茂人、杜明遠、米村正一郎、西村誠一、岸本(莫)文紅
-
筑波大学鞠子茂、浅沼順、廣田充、加藤知道
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茨城大学塩見正衛、堀良通、山村靖夫、陳俊、安田泰輔、河原崎里子、大塚俊之
-
早稲田大学小泉博
-
玉川大学関川清広
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自然環境研究センター市河三英、光岡佳納子、松島昇
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日本大学広瀬大
-
北京大学方精雲、朴世龍、賀金生、吉成均、朱彪
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北京師範大学陳晋、王聡
-
中国科学院于貴瑞、張憲洲、趙新全、李英年、曹広民、師生波、周華坤、趙亮、徐世暁、羅天祥、汪詩平、沈妙根、康世昌
目次
関連新着情報
- 2025年9月25日更新情報「経験したことのない暑さが「日常」となる世界で働くには?」記事を公開しました【国環研View DEEP】
-
2025年9月12日報道発表高齢化と気候変動が救急医療体制に及ぼす将来的影響を
日本で初めて統合的に予測・評価
〜長崎大学・東京大学・国立環境研究所の共同研究に
より、日本全国を対象に2099年までの救急搬送需要を推計〜
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ、環境記者会、文部科学記者会、厚生労働記者会) -
2025年9月8日報道発表温暖化による春の早まりは
高山帯の紅葉の色づきを弱くする
—定点カメラ画像データに基づく将来予測—
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ、環境記者会同時配付) - 2025年9月8日更新情報「温室効果ガスの大きな排出源を宇宙からみつける?」記事を公開しました【国環研View LITE】
-
2025年8月26日報道発表森林と大気のガス交換を「渦」で捉える
—半世紀前に考案された理論を実用化—
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ、環境記者会、京都大学記者クラブ、文部科学記者会、科学記者会同時配布) - 2025年8月20日報道発表地球温暖化が進むとアマゾン熱帯雨林の枯死が21世紀中に始まることを最先端モデルが高排出シナリオで予測(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ、環境記者会、文部科学記者会、科学記者会、大学記者会(東京大学)同時配付)
-
2025年7月31日報道発表「#適応しよう」キャンペーン第二弾。
—地球沸騰化時代に快適に暮らすための行動「適応セレクト」発表。気候変動の影響にそなえるために必要な行動や知識とは—(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ、環境記者会同時配付)
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