その他の展示
国民の皆様に司法制度、法務行政への理解を深めていただくため、重要な広報テーマなどについての展示を行っています。
裁判員制度
日本の裁判員法廷(模型)
裁判員は18歳以上の国民からくじなどで選ばれ、裁判官と一緒に有罪・無罪や「懲役○しろまる年」といった刑の内容を決めることになります。
特別な法律の知識はなくとも大丈夫です。法律の専門家でない人たちの感覚が裁判の内容に反映され、その結果国民のみなさんの司法に対する理解と信頼が深まることが期待されています。
ここでは、平成21年5月にスタートした裁判員制度について紹介します。
陪審制度
昭和22年まで使用されていた裁判官の法服
あまり知られていませんが、戦前、日本にも陪審制度が存在しました。
陪審制度とは、裁判員制度とは異なり、陪審員だけで有罪・無罪を決め、陪審員が有罪と判断した場合に、裁判官が「懲役○しろまる年」といった刑の内容を決めるものでした。陪審制度は昭和3年に始まりましたが、昭和18年「陪審法の停止に関する法律」によって停止されました。
この陪審制度について紹介しています。
企画展示
展示状況
令和6年1月から「近代の法曹」をテーマとして、明治初期から昭和まで、法曹界に名を残した5名の人物にスポットを当て、その事績をたどるとともに関連する史料を紹介しています。