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刑事施設の被収容者の不服審査に関する調査検討会(第154回)議事要旨


1
日時
平成25年7月11日(木)15:30
2 審査件数
検討会付議件数 審査結果
処理案相当 再調査相当 処理案不相当
10件 10件 0件 0件
3 意見その他
(1) 有形力の行使の違法性を申告した案件について,「処理案(法務省意見)相当」との結論に至ったが,委員から,「本件は,申告人が異常な興奮状態で他の被収容者や職員に対して暴行を加えたため,職員が有形力を行使して申告人を制圧したものであるが,当該有形力の行使により,申告人が肋骨を負傷した事実が認められる。申告人の動静にかんがみれば,本件における有形力の行使が合理的に必要と判断される限度を超えたものとは認められず,結果として申告人を負傷させたことについても止むを得ないものと認められるが,一般的に,有形力の行使に当たっては,できる限り被収容者に負傷を生じさせないよう常に留意されたい。」との意見が述べられた。
(2) 保護室収容の違法性を申告した案件について,「処理案(法務省意見)相当」との結論に至ったが,委員から,「施設によって対応にばらつきがあり,保護室収容の継続(中止)の必要性に係る判断の統一性・公平性が十分に確保されていないとの印象を受ける。」との意見が述べられた。

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