刑事施設の被収容者の不服審査に関する調査検討会(第125回)議事要旨
1
日時
平成24年2月2日(木)15:00
2
審査件数
検討会付議件数 | 審査結果 | ||
---|---|---|---|
処理案相当 | 継続審査 | 処理案不相当 | |
11件 | 10件 | 1件 | 0件 |
3
継続審査
居室内において職員から暴行を受けたと申告する案件について,居室内の申告人の動静を記録し
た映像を念のため確認する必要がある。
た映像を念のため確認する必要がある。
4
意見その他
信書の通数外発信を不許可とした措置の取消しを求める案件について,「処理案(法務省意見)相当」との結論が出されたが,委員から,「本件は,弁護士会の人権擁護委員会宛ての信書であり,通数外の特別発信を認めることが,「行刑改革会議提言(平成15年12月22日)」において,人権救済を求める信書の検査について,裁判所,検察庁,法務局等とともに弁護士会に対する信書にも同様の検査方法が求められている趣旨に沿うものと考える。」,「本件の場合,発信の緊急性が皆無とはいえず,特に人権救済を求める信書については,発信の緊急性をもっと慎重に判断してよいのではないか。」との意見が述べられた。
信書の通数外発信を不許可とした措置の取消しを求める案件について,「処理案(法務省意見)相当」との結論が出されたが,委員から,「本件は,弁護士会の人権擁護委員会宛ての信書であり,通数外の特別発信を認めることが,「行刑改革会議提言(平成15年12月22日)」において,人権救済を求める信書の検査について,裁判所,検察庁,法務局等とともに弁護士会に対する信書にも同様の検査方法が求められている趣旨に沿うものと考える。」,「本件の場合,発信の緊急性が皆無とはいえず,特に人権救済を求める信書については,発信の緊急性をもっと慎重に判断してよいのではないか。」との意見が述べられた。