進化し続ける「ATOK Passport [プレミアム]」 進化し続ける「ATOK Passport [プレミアム]」

進化し続ける「ATOK Passport [プレミアム]」

一太郎の文書作成を支える日本語入力システムATOK(エイトック)は、新たにARM版Windowsに対応。
さらに文章作成をアシストする新機軸「ATOK MiRA」が登場。入力操作の延長線上でシームレスにMiRAを呼び出し、対話型の文章作成が行えます。
ATOKの培ってきた日本語技術を活用したAIライティング体験により、効率的なのにきちんと"わたし"らしい文章が紡ぎ出される日々が始まります!

文章作成アシスタント「ATOK MiRA」

いつもの日本語入力の場面からシームレスに文章を生成できる「ATOK MiRA」(エイトックミラ:ATOK My Intelligent Rewrite Assistant)が登場しました。

入力操作の延長線上で生成AIと素早く対話を行い、文章のリライトが行えます。

その場で使えて、思考を妨げない

生成AIにリライト用の文章を出力させようとしたとき、プロンプトに指示命令を入力すること自体が面倒で、適切な結果を得る方法もわかりづらいのが大きな難点。
さらに作業中の画面からアプリを切り替えて操作を行う必要があるのもネックです。

ATOK MiRAはこうした課題を乗り越える手軽な操作で、ライティングの集中を維持しながら便利に使える機能を実現しました。

ATOK MiRAの操作

ATOK MiRAは、文章作成のシチュエーションに応じて、「入力中文章の書き換え」「入力済み文章の書き換え」どちらでも利用できます。

操作(1) 入力中の文章を書き換える

入力中に表示されるアシストアイコンに沿ってShift+Ctrl+Mキーを押し、どう書き換えるかを指定します。

操作(2) 入力済みの文章を書き換える

入力済みの文章を範囲指定し、表示されたアシストアイコンに従ってShift+Ctrl+Mキーを押し、どう書き換えるかを指定します。

パーソナライズされた文章にリライト

[わたしらしく]をオンにすると、文章をただ書き換えるだけでなく、いまお使いのATOKでの入力に近い文体での書き換えが行えます。

参照する設定情報

ATOKプロパティ[入力・変換]シート [基本]-[句点][読点]
[入力・変換]シート [変換補助]-[送り仮名
カスタムATOK[わたしの辞書プラス]
マンスリーレポート[入力文の傾向]-[一文の文字数][漢字の割合]

Windows on Armにネイティブ対応

Arm版Windows 11で、ネイティブアプリ(ARM64)上での日本語入力ができるよう対応を行います。

ARMベースプロセッサーの性能が発揮される各種アプリ上での入力でもATOKの高精度な変換が利用できます。ARM64ECアプリ、x64/x86アプリでの日本語入力にも対応しています。

  • (注記)2026年2月に提供開始予定です。
  • (注記)一太郎2026に同梱されるATOK PassportはArm版Windowsにインストールできません。
    Arm版WindowsにATOKをインストールする場合は、ATOK My Passportにアクセスし、別途ダウンロードしたATOKを利用ください。

ATOK Sync One

ATOK Passportを使う端末どうしで学習情報や確定履歴、登録単語などの情報を共有できるATOK Sync APが、2026年6月にリニューアルして生まれ変わります。

ATOK Sync One(エイトック シンク ワン)では、Android版、iOS版(ともに[Professional])で、新たに変換辞書の学習情報、学習履歴が同期できるようになります。
また、ATOK for iOSでの登録単語についても、他の端末と同期する、削除した単語の同期を行う、といった機能に対応します。

"わたし"の入力を、ATOKに統一。

「ATOK Passport [プレミアム]」なら、パソコン、スマートフォン、タブレットで、いつでもどこでも、あなたのことばで入力できます。複数の端末で同期しても、オンラインで辞典検索しても、文章校正を利用しても、追加料金はかかりません。
ATOK Sync Oneを使って、Windows、Mac、Android、iOSの端末間で登録した単語を同期できるので、使い慣れた自分仕様のATOKがいつでもどこでも利用できます。

ATOK Sync APからの移行について(2026年6月以降)

ATOK Sync APでご利用中の情報は、ATOK Sync Oneへ自動的に引き継がれます。

  • (注記)各デバイスのATOKを経由して引き継がれます。
  • (注記)ATOK Sync APで必須だった、アプリケーション無償領域の確保に伴うインターネットディスク(InternetDisk)利用お申し込みも、ATOK Sync Oneでは不要となります。
  • (注記)インターネットディスク(InternetDisk)は、ジャストシステムのオンラインストレージサービスです。

第2世代のハイブリッド型変換エンジンを搭載

ATOKには、変換エンジン「ATOKハイパーハイブリッドエンジン2」が搭載されています。
これまでの変換エンジン「ATOKディープコア2」を、「変換強度」を学習する「ATOKパーソナライズドコア」によって強化。同じ単語を学習していても、使う人ごとの入力傾向を加味し、強度に応じた最適な候補が提示されます。

ATOKがパーソナライズを行うことで、"わたし"のことばを見失うことなく、スムーズな変換が行われます。

ATOKがパーソナライズ。"わたし"の言葉を見失わない

例えば、「単価」ということばを「商品」「品目」といった単語とともに多く入力するビジネスパーソンのAさん。一時的に「担架で」と入力することがありました。こういうとき、ATOKパーソナライズドコアは、その学習によって「担架」と変換してしまうのではなく、これまでの入力傾向と現在入力中の文章を照合して、適切に候補を判定します。

"わたし"の変換を最適化。使うほどにATOKの進化は続く

同じ「たんか」でも、入力傾向として「単価」が多いビジネス利用の方と、「短歌」が多い趣味での利用がメインの方とで、異なる進化を続けていきます。利用開始後すぐには実感しづらい変化ですが、使い込むほどに"わたしの使いたい言葉"が出てくるようになっていきます。

変換強度の学習により、入力を続けるほど最適化が進む

ATOKハイパーハイブリッドエンジン2では、「ATOKパーソナライズドコア」による文脈解析により、「変換強度」を学習します。入力を続ければ続けるほど自動的に最適化が進んでいきます。

お好みの辞書を選んで「わたしの辞書」に。ATOKわたしの辞書プラス

"わたし"の仕事や趣味に合った単語を変換できるようにして、より快適でスムーズな入力を実現します。

多種多様なジャンルの語彙を取得できる「ATOKわたしの辞書プラス」を利用すれば、入力シーンにあった語彙が利用できます。

お使いのジャンルで不足する用語があれば、フォームから送信してリクエストできます。

入力効率や文章の質が劇的に変わる!「ATOKクラウドサービス」

ATOK Passportは、常に生きた日本語をとらえ続け、柔軟にアップデートを重ねていく日本語入力システムです。
快適にATOKをお使いいただくための便利な機能を、クラウドサービスとして多彩な取り揃えています。

ATOKクラウド推測変換

多様なジャンルの単語が登録されたクラウド辞書と連携し、よりスムーズな入力ができるようになるサービスです。
よく入力する言葉のジャンルを優先して変換候補を表示するようになるため、使いこむほど、スムーズに変換できます。また、話題の番組名や映画、アーティスト名などは、わずか数文字の入力で変換候補が表示されるので、長いタイトルも正確に変換可能です。

入力しながら、ことばを検索できる「ATOKクラウド辞典」

ATOKと連携して検索できる電子辞典を、クラウド辞典として提供しています。
書いていることばや読んでいることばの意味を知りたいとき、すぐに電子辞典で検索できます。
文章作成に集中するために必要な、豊かな表現力と深い思考力を広げる6冊を厳選しました。

利用可能なクラウド辞典

  • 広辞苑 第七版
  • 大辞林4.0
  • ウィズダム英和辞典 第4版
  • ウィズダム和英辞典 第3版
  • 故事ことわざ・慣用句辞典 第二版
  • 敬語のお辞典

ATOKキーワードExpress

文章に新しいことばを盛り込む、最新キーワードの配信サービス「ATOKキーワードExpress」。いつでも旬のキーワードが簡単に入力でき、時代のトレンドを盛り込みたいビジネスでの企画書作りがスムーズです。また、最近の話題で盛り上がるSNSへの書き込みもスピーディーでタイミングを外しません。

配信されたキーワードは、ワンクリックで検索できます。知らない言葉を見つけたら、ぜひチェックしてみてください。

キーワードのWeb検索に対応

  • 本機能を利用するには、インターネット接続環境が必要です。
  • 最新バージョンのATOKでのみご利用いただけます。

ATOKクラウド文章校正

ATOKの高度な日本語処理技術を発展させた日本語文章校正サービスです。Webサイト「ATOK クラウドチェッカー」にログインしてご利用いただけます。ブラウザー上で文章をコピー&ペーストしてボタンをクリックするだけで、誤字・脱字・表記揺れによる文章の間違いをすばやく見つけられます。

このほかのクラウドサービス提供機能

言葉の出だしを忘れてしまったけれども、後半は覚えているといった場合は、「ATOKナントカ変換サービス」。入力したかった言葉の後半部分を推測候補として提示します。
ATOKで入力した言葉をリアルタイム翻訳する「8カ国語クラウド翻訳変換 for ATOK」は、英語・中国語・韓国語・ドイツ語・イタリア語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語に対応しています。

快適な入力環境を実現

ATOKの状態を表示「ATOKパレット」

ATOKの状態をひと目で確認できる「ATOKパレット」。
テキストサービス(TSF)に対応しており、色も白・黒の2色から選べます。OSのダークモードに連動する設定も可能です。

ATOKから重要な情報が通知されると、ATOKパレットに赤いマークのついた新着バッジを表示。クリックすると「ATOKアトカラ」を呼び出せます。

各種通知や提案をまとめて表示「ATOKアトカラ」

ATOKは、各種お知らせや、入力環境をより良くする設定の提案を通知します。
このお知らせ等の情報は、入力が終わった後で「ATOKアトカラ」でまとめて見直せます。一息ついたタイミングで詳細な情報を確認したり設定を変更したり、といった形で活用できます。

「ATOKアトカラ」はATOKメニュー、ATOKパレットから呼び出せるほか、一太郎の「ATOK Passport」パレットにも表示されます。

通知の種類
通知の種類 表示内容・実行できる操作
挨拶&ATOKの最新のアップデート ATOKの新しいアップデートを確認するボタンも表示されます。
一太郎からのお知らせ 一太郎からのお知らせを表示します。
ATOKキーワードExpressのキーワード更新報告 キーワードをクリックすると、Googleでその単語を検索できます。
見逃した訂正学習の指摘[単語登録] 表示されている表記と読みで、登録単語としてユーザー辞書に登録するボタンも表示されます。
見逃した校正支援の指摘 「見逃し指摘ビューア」を開くボタンも表示されます。
ATOKリフレッシュナビからの休憩提案 「ATOKリフレッシュナビ」を開くボタンも表示されます。
ATOKマンスリーレポートからの先月の入力結果報告 「ATOKマンスリーレポート」を開くボタンも表示されます。
カスタムATOKからの設定変更提案 「カスタムATOK」を開くボタンも表示されます。
ATOKパーソナライズドコアからの状況報告 パーソナライズに利用される同音異義語のペアを表示します。
ATOKパーソナライズドコレクトからの状況報告 入力補正した内容を表示します。入力補正の強度を設定するスライダーも表示されます。
ATOK@ブンコレからの文書登録提案 よく使われている文書の登録を提案します。「ATOK@ブンコレ」を開くボタンも表示されます。
ATOK Sync 単語登録と学習情報の同期報告 ATOK Syncで同期が行われたことが表示されます。
ATOK Syncからの同期提案 環境設定・お気に入り文書の同期を行うためのボタンも表示されます。
ATOK変換改善レポートからのお知らせ 皆さまからの情報を元に変換改善した内容などが表示されます。
ATOKからのお知らせ 「ATOK Passportからのお知らせ」を開くボタンも表示されます。

あなたの手になじむ入力設定に!「カスタムATOK」

一人ひとりに最適な入力・変換の操作環境を、オーダーメイド感覚で設定できます。
使い方のタイプを選ぶだけの「かんたんカスタム」と、用途や目的に応じた質問に答えて、あなただけの究極設定を目指す「こだわりカスタム」から、あなたにぴったりのATOKを作れます。

Web会議中は、推測候補を非表示に「ATOKプロテクトモード」

Webを利用した会議で画面を共有する際、ATOKの推測変換候補に情報漏洩につながる候補や、相手に見られると困る候補が表示されないように、推測変換の候補を自動で抑制することができます。

また、Web会議システム「Zoom」*1「Microsoft Teams」*2「Google Meet」*3と連動して、プロテクトモードを自動で切り替えできます。オンライン会議中は自動表示を制御する設定にしておけば、会議のたびにプロテクトモードのオン/オフを切り替える必要はありません。
一太郎(2022以降)のプロテクトモードと組み合わせるとより効果的です。

  • *1Zoom、Zoomロゴは、Zoom Video Communications, Inc.の商標または登録商標です。
  • *2Microsoft Teams、Microsoft Teamsロゴは、マイクロソフト グループの企業の商標です。
  • *3Google Meet、Google Meetロゴは、Google LLCの商標または登録商標です。
プロテクトモードがオフ

推測候補に意図しない情報が表示される可能性がある

プロテクトモードがオン

推測候補の表示を抑制

学習・確定履歴を残さない 「ATOKプライバシーモード」

「プライバシーモード」を設定すると、ブラウザーをシークレットモードで起動している場合に、その状態と連動してATOKの学習機能を自動的に抑制できます。
学習情報や確定履歴を残さないため、会社や家庭など複数人でパソコンを共有している場合でも、ほかの人に入力内容を知られることがありません。

【カーソル位置の入力モード表示】
プライバシーモードのときはアイコンが表示されます。

対象ブラウザー

  • Google Chrome*1:シークレットウィンドウ
  • Microsoft®Edge*2:InPrivateウィンドウ
  • Mozilla Firefox*3:プライベートウィンドウ
  • *1Google Chromeは、Google LLCの商標です。
  • *2Microsoft、Microsoft Edge、Windowsは、マイクロソフト グループの企業の商標です。
  • *3Mozilla、Firefoxは、米国 Mozilla Foundation の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

表現モード

TwitterやFacebookなどで会話をしているようにことばを入力するときも、ATOKならスムーズ。「さっきの見たぁ?」「言っちゃいなよ〜」などの話しことばもいつも通りにスペースキーを押すだけで変換できます。また、方言にも対応しています。顔文字も、スペースキーを押せば変換候補に表示されるので、選ぶだけでスピーディーに入力できます。

表現モード 変換例(1) 変換例(2)
関西 めちゃ高いねん 見えへんやんか
北海道東北 湯っこさ入るべか 一緒に行がねが
関東 行くべー あおなじみ
中部北陸 ケッタで行こまい 明日休みだもんで
中国四国 食べてみんさい じゃけえねえ
九州 今日もよか天気ばい 何ばしよっと

インプットアシスト

「日本語入力をオンし忘れて、画面にアルファベットが!」「入力中、文字が赤くなってしまった!」そんなときも安心です。インプットアシスト機能が、直前の入力を日本語に変換します。

日本語入力をオフのまま入力を始めてしまっても

ATOKが、日本語らしいと判断するとガイダンス表示で操作を案内

ガイダンス表示に合わせてShift+変換のキー操作を行うと変換可能な入力状態に戻り、入力し直すことなく変換操作を続けられます。

校正支援

基本的なことばのミスをしっかり指摘

「白羽の矢が当たる」のような間違いやすいことばや慣用句をチェックして、誤りを指摘。読み間違いを知らずに「みをこなにして」と入力しても「みをこにして」の誤読ということが変換中にわかるので、そのまま確定できるだけにとどまらず、次から間違えることもありません。「日本に来日」「後から後悔」のような「重ね言葉」もチェックします。

「白羽の矢が当たる」のような間違いやすいことばを指摘

「みをこにして」の誤読を指摘

「日本に来日」のような「重ね言葉」を指摘

  • 「重ね言葉」は、プロパティ(環境設定)の校正支援シートで[表現の洗練]をオンに変更すると指摘します。

敬語の使い方をチェックして、使い方もしっかり解説

敬語の難しさは、動作の主体が誰であるかによって、使うべき表現が変わること。ATOKは「申しました」の主語として「私」は適切だが「社長」であるときは誤り、というような使い分けにも対応しています。細かい使い方はEndキーで表示される「校正支援解説」で確認できます。

「申しました」の主語が 【正しい】

「申しました」の主語が 【誤っている】

カタカナ語の言い換え例も指摘

「ディスクロージャー」(情報公開)、「インキュベーター」(起業家支援者)などの通じにくいカタカナ語の言い換え例も提示します。

変更後の名称を提示

合併が行われた市町村の名前、官公庁名、企業名など変更された名称を指摘して、新しい名称を表示します。

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