文書を効率的に時短作成 文書を効率的に時短作成

文書を効率的に時短作成

文書の作成時間を短縮するには、効率的な入力は不可欠。一方で、生成AIや各種のネットサービスを用いた文書作成は、データ利用にまつわる不安や精度の問題が常につきまといます。
日本語ワープロソフト「一太郎2026」は、ATOKでのキーボード入力以外にも、文書の作成を効率的に行えるさまざまな入力方法をご用意しました。
マイクからの音声入力、音声・動画、画像からの文字起こしなど、多彩な入力を上手に使い分け。
重要な書類や外部への流出が心配な音声データなども、インターネットに接続せずに利用できるので、安心して文書作成を進められます。

音声入力

一太郎は、マイクを使って音声で文字を入力する「音声入力」機能を標準搭載。口頭で話した内容をそのまま写し取るように、スピーディーに文章を書き進められます。

インターネット接続不要、より安心して利用可能

一太郎2026では、インターネット接続を介さず音声入力を利用できるようになりました。
使用する音声認識を[標準]に設定していれば、一太郎に搭載された音声認識機能で入力を行い、インターネット環境は不要です。

未発表の創作や研究論文の執筆、進行中の企画書の作成など、外部に情報を送りたくないシチュエーションでも、一太郎2026標準の音声認識で安心して文書作成を行えます。

  • (注記)一太郎2024〜2025で利用していたWindows 11の音声認識を一太郎2026で引き続き利用する場合は、オプションの[入力-入力操作]で[使用する音声認識]を[標準]から[Windows 音声認識]に変更します(インターネット接続が必要となります)。
  • (注記)音声入力を利用するには、Windowsの設定で「JS音声認識ツール」に対してマイクへのアクセスを許可する必要があります。

マイクに話した声を高精度に認識

一太郎2026では、音声認識の精度もアップ。リカレントニューラルネットワーク技術のLSTM(Long Short-Term Memory)を採用したエンジンを搭載しました。

ディープラーニングの発展技術の一つであるLSTMを活用することで、音声情報を長期的に記憶し、音声同士の依存関係が学習できるようになり、話し言葉を中心とする自然発話の認識率が向上しました。

入力がスムーズになることで、誤認識による修正の手間も削減されます。これまで音声入力を試していなかった方も、ぜひその精度をお確かめください。

音声入力を開始するときは、ツールバーの[音声入力]ボタンをクリック。
プルダウンメニューの[ツール-音声入力]からも実行できます。

認識途中の文字列はグレーで表示され、認識が完了すると確定した文字列が挿入されます。
また、表示されているマイク型のボタンをクリックすると、入力をオフにできます。

音声入力の活用で、文書作成の自由度アップ

音声入力を、これまでの入力にプラスして活用することで、文書作成の自由度が格段にアップします。

思考にキーボード入力が追いつかないときは、音声入力で書きたいことをどんどん口に出して文章化。
企画構成を練りたいがキーボードに手が伸びない気分のときは、まず頭の中のアイデアを発話して構成をメモ!
創作で使いたいフレーズが思いついたときは、とりあえず口に出して印象を確かめながら入力して残しておきましょう。

音声コマンドを活用してスムーズに操作

音声入力時には、さまざまな音声コマンド、句読点コマンドを利用できます。
「音声入力開始(終了)」のようなオン/オフの操作、自動挿入以外の場所での句読点や改行を入れたいときに便利です。

音声コマンドは、音声入力ガイドからいつでも確認できます。

音声・動画から文字起こし

一太郎2026は、音声ファイルや動画ファイルの音声をリアルタイムで文字化し、一太郎文書へ入力する機能を標準で搭載しています。会議や講演の録音・録画データを手軽に文字起こしできます。

元のデータを外部に漏らさず文字化

一太郎2026では、音声からの文字起こしを、インターネット接続を介さず利用できるようになりました。

公開を行わない生の録画データや、部外秘の情報も含まれる録音データなど、外部送信に適さないデータをテキスト化する際にも、安心して利用できます。

  • (注記)一太郎2024〜2025で利用していたWindows 11標準の音声認識を一太郎2026で引き続き利用する場合は、オプションの[入力-入力操作]で[使用する音声認識]を[標準]から[Windows 音声認識]に変更します(インターネット接続が必要となります)。
  • (注記)「音声・動画から文字起こし」を利用するには、Windowsの設定で「JS音声認識ツール」に対してマイクへのアクセスを許可する必要があります。

文字起こし精度が向上

一太郎2026では、音声入力と同様の新しい音声認識エンジンを採用することで、動画・音声からの文字起こし精度もアップしました。これまで以上に気軽に文字起こしの機能を利用できます。
いわゆる「テープ起こし」作業の重さが記事作成の大きなハードルとなっていると感じたら、ぜひ一度お試しください。

文字起こし機能を利用するときは、プルダウンメニューの[ツール-音声・動画から文字起こし]を選択します。

文字起こししたい音声・動画を選択して、[文字認識]をクリック。ボタンが[認識中]に切り替わったら、再生されている音声の認識がリアルタイムで行われます。

文字起こしを活用して、効率的な文書作成

音声・動画の再生中も、[進む][戻る]やスライダーの移動で再生位置を変更したり、[一時停止]でストップしたりといった操作が可能です。

インタビューの記事化はもちろん、会議の録音を議事録にする作業、講演の動画を広報や印刷物の本文で用いる場合など、便利に使って完成までの時間を短縮するのに役立ちます。

対応形式:
Windowsのメディア プレーヤーで再生できる形式(MP4/MP3/WAV/AVI/MOVなど)であれば、「音声・動画から文字起こし」で利用できます。
対応形式の詳細や最新情報は、マイクロソフト社のサポートページをご参照ください。

[プラチナ限定]高度な音声文字起こし
「JUSTボイスライター」

一太郎2026 プラチナでは、既存の音声・動画ファイルやリアルタイムでの音声から高度な音声認識を行い、編集作業も行える専用の音声文字起こしソフト「JUSTボイスライター」も利用できます。

画像から文字起こし

一太郎は、画像に含まれるテキスト情報を認識して文字データに変換するOCR(光学的文字認識)機能を搭載しています。
1文字ずつ目で追って転記していく手間は不要。紙の資料や手書きメモ、ポスターや看板などに含まれる文字情報をテキスト化して、文書に活用できます。

画像からの文字起こしを利用するときは、プルダウンメニューの[ツール-画像から文字起こし]を選択します。

文字起こししたい画像を選択して、[文字認識]をクリック。画像の読み取り結果が元画像の隣に表示されます。
内容を確認・編集して、一太郎文書などにテキストを貼り付けることができます。

  • (注記)「画像から文字起こし」の認識精度を[高精度]でご利用する際は、インターネット接続環境が必要です。また、実行回数と利用期限に制限があります。

2つの認識精度から選択できる

OCR機能では、2つの認識精度(「標準」、「高精度」)が選択できます。
認識精度[標準]に設定している場合は、インターネットに画像データを送信しません。

キーボードで入力:ATOK for Windows

通常のキーボード入力では、高精度な変換で長年愛されているATOK(エイトック)が利用できます。

一太郎2026の発売に合わせて、文章作成アシスタント「ATOK MiRA」(エイトック ミラ)を搭載した新しいATOK for Windowsが提供されます。
このほか、辞書引きやクラウド推測変換、多彩なカスタマイズ機能などを利用して、快適な入力環境が実現します。

  • (注記)通常版・バージョンアップ版には「ATOK Passport [プレミアム] 1年 一太郎2026」が搭載されています。ATOK Passport ユーザー優待版の場合は、別途ご契約中のATOK PassportのATOK for Windowsが必要です。

スマートフォン・タブレットで入力:一太郎Pad

外出先でメモを入力し、一太郎へ取り込み。
スマートフォン・タブレット専用メモアプリ「一太郎Pad」と連携し、外出先で作成したメモを文書に反映することができます。

ATOK Passport [プレミアム]の利用期間中は、Android・iOS用のATOKを利用できるので、いつでもどこでもATOKの快適な入力を利用可能です。

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