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論考

2018年

  • 「新しいマレーシア」の誕生――政権交代の背景と展望 / 中村 正志 2018年5月9日にマレーシアで行われた第14回総選挙において、マハティール・モハマド氏が率いる政党連合の希望連盟(Pakatan Harapan)が連邦議会下院の過半数議席を獲得し、同国史上初の政権交代が実現した。日本をはじめとする海外メディアでは92歳のマハティール氏(現在は93歳)に関心が集中し、政権交代が同氏のカムバックという文脈で語られがちだが、現地の受け止め方は異なる。投票という、国民の意思の発露によって権威主義的な政権が打破されたことで、メディアやSNSなどの言論空間は、これから政治が刷新され、新しい国に生まれ変わるのだという高揚感に満ちあふれた。それを端的に表す「新しいマレーシア」(Malaysia Baru / New Malaysia)ということばが、いま流行語になっている。 2018年09月07日

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