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24式機動120mm迫撃砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
24式機動120mm迫撃砲
令和7年度富士総合火力演習予行にて
基礎データ
全長 8.1m
全幅 3.0m
全高 2.7m
重量 約26t
乗員数 5名
装甲・武装
主武装 2R2M迫撃砲 (英語版)[1] [2]
機動力
速度 100km/h以上
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24式機動120mm迫撃砲(にいよんしききどう120ミリはくげきほう)は、日本陸上自衛隊が調達中の装輪式自走迫撃砲である[3] [1] 16式機動戦闘車の車体をベースとしており、同じく調達中の24式装輪装甲戦闘車25式偵察警戒車と同じく共通戦術装輪車 の1つである。開発は三菱重工業が請け負った。

概要

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装軌式の96式自走120mm迫撃砲が24両の少数調達に留まったのとは対照的に、最終的には102両が調達される予定である[1] 。今後は全国の即応機動連隊の火力支援中隊に優先的に配備されるものとみられる[1] [4]

搭載される2R2M迫撃砲 (英語版)フランス製で、半自動装填装置を持ち、陸上自衛隊が運用中の120mm迫撃砲 RTの派生型である[1]

調達

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24式機動120mm迫撃砲の調達数[5]
予算計上年度 調達数 予算額
2024年(令和6年)度 8両 80億円
2025年(令和7年)度 8両 85億円
合計 16両 165億円

配備

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2023年(令和5年)時点で配備部隊は明らかになっていないが、機動戦闘車との連携を明記していることから即応機動連隊への配備が見込まれている。

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d e "新型装甲車「24式装輪装甲戦闘車」「24式機動120mm迫撃砲」が登場! さらに旧式装備にも再び脚光が? 令和7年度防衛省概算要求が公開". Motor-Fan[モーターファン] (2024年9月1日). 2024年10月1日閲覧。
  2. ^ "令和5年度装備品等(火器車両関連)に係る各種契約希望募集要綱項". 2023年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月3日閲覧。
  3. ^ "【防衛省概算要求】2025年度装甲車両 | "Japan In-depth"[ジャパン・インデプス]". NEXT MEDIA "Japan In-depth"[ジャパン・インデプス] (2024年8月30日). 2024年10月1日閲覧。
  4. ^ "陸自の新装備ついに正式名称が決定! ただ決まったのは2車種だけ 配備先は?". 乗りものニュース (2024年8月30日). 2024年10月1日閲覧。
  5. ^ "防衛省・自衛隊:予算の概要". 防衛省. 2025年7月5日閲覧。

関連項目

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しろまる装輪式%半装軌式V水陸両用型{}は計画中
戦車
主力戦車
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